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2010'03.20.Sat

Re:【LOST FILES】

LOST FILES【LOST FILES】
(2006/04/01発売 1枚組)
菊田裕樹

商品詳細を見る

☆3.5



1. Mona Lisa Over Drive
2. Newromancer
3. Burning Chrome
4. 流れ星をつかまえろ
5. 祈りの海
6. 何かが道をやってくる
7. どこまでいけばお茶の時間
8. ナイトムーヴス
9. アインシュタイン交点
10. 暗闇のスキャナー
11. ささやかだけれど、役に立つこと
12. 天霊島奇譚 パート1
13. 天霊島奇譚 パート2
14. 天霊島奇譚 パート3
15. 天霊島奇譚 パート4
16. 天霊島奇譚 パート5
17. 天霊島奇譚 パート6
18. エルフランドの王女


菊田裕樹氏のオリジナルCDです。
菊さんがゲーム作曲家になるにあたってデモテープに込めた数曲、ご友人のために書き下ろした数曲、仕事のために制作したものの音沙汰がないのでここに収録な数曲等などを盛り込んだ一枚です。

過去に制作された曲を、アレンジも手直しも加えずに世に送り出すってかなり大胆な気もするんですが、今聞いても1曲目からバリバリ全開菊田色満載で、『初期だから菊さんっぽくないんじゃないか』『クオリティが(ry』的杞憂は皆無です(・∀・)

1~3はまさに「THE・打ち込み」で攻める曲。初っ端から菊田節でお出迎え。
4・5はFC音源を想定した3和音+リズムトラック曲。ポップな『流れ星をつかまえろ』、聖剣2の「夜の魂」や「翼はもうはばたかない」に繋がるような、美しくも寂寥感溢れる『祈りの海』。

「どこまでいけばお茶の時間」も、ファンタジーでポップな中に菊さんでなければ生み出せないリズム展開。
逸脱するリズム(御本人談)で言えば、8~10も相当なモンです(´Д`υ)
9・10はそこに民族性が加わってくるから、また違って美味しく頂けるんじゃないでしょうか。

そして12~の「天霊島奇譚」シリーズからはまさにこれが菊田節
ライナーノーツによれば、「音楽を聴く上で、なにかドラマシーンのようなものを想像してもらえると、より一層楽しめるのではないか」という菊さんの言葉通り、「天霊島奇譚」にはそれぞれ物語性と統一性を感じます。
聖剣後の制作故(おそらく)、他の曲より軸足がしっかりしていて安心して聞けるのもあるんですかね。
パート何某の6曲ですが、6色の違う菊田節でじっくり楽しめると思います。

最後の18、「エルフランドの王女」。ビックリするほどファンタジー。
それまでの打ち込み色とは違い、オーケストラチックな楽曲です。
ハープや弦、スレイベルの美しい「いかにもファンタジー」な曲調の序盤から始まり、凛とした音色に温かい旋律は流石の編曲です。
中盤からはカリンバやインディアンドラムの民族打楽器が入り、南米?アフリカ?な雰囲気曲調に変わります。そこにまたキラキラした西欧風メロディが絡み合ってん~~~美味しい~~゚+.(・∀・).+゚.


そしてやはり特筆すべきはライナーノーツ。
100316_223018.jpg
上記のようなレモンイエローのコート紙を地に濃い目のコバルトブルーの文字。
写真だと分かりにくいですが(何故畳の上で撮った私)、CD本体も淡いレモンイエローにターコイズで印字してあってとっても可愛らしいです(*´∀`*)
そしてこのライナーノーツ、行間も改行も殆どナシで3ページ全てにぎっしりみっちり曲解説と菊さん理論が散りばめられていますw

聖剣2のCDを初めて買ったとき、あの僅かなライナーノーツに書かれた作曲者「きくたひろき」の意思を全て読み取ろうと血眼になった厨二病真っ盛りの中学生の時のことを思い出せばなんちゃこっちゃないですw


コレを書くのに聴いてて思ったんですが、すごくスルメアルバムです。
おそらく一回聴いただけでは、聴く人によってはそうでもないアルバムになるんじゃないかしら…
『LOST FILES』というタイトル通り、「作品集」な意味合いの強いアルバムなので、メジャーな作品よりは勢いや物語性は薄まるし、1枚通して浸りたい(´・ω・`) 等にはあんまり向いていないと思います。
菊さんの原点から垣間見るという点では、菊田ファンは聴いといた方がいい1枚ではないでしょか。






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