2015'04.16.Thu

【吹奏楽】BRA★BRAFF福島公演に行ってきた(*´∇`*)

2015年一発目のゲーム音楽コンサートですうおぉぉぉ~~~!!
しかも地元ですふおぉぉぉ~~~~!!!ヽ(*´∇`*)ノ

ということで、春めき始めた4月!
FFシリーズ初の公式吹奏楽アレンジでシエナ+植松さんが送るコンサートツアー、『BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO with Siena Wind Orchestra』へ行ってきました!!

◆ BRA★BRA FINAL FANTASY / Brass de Bravo ツアー (※BGM音量注意)

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3月7日の東京オペラシティでの公演を皮切りに、6月の東京追加公演(完売)まで、国内16都道府県・19公演を行う今回のツアー。
FF音楽を引っ提げて全国的にツアーするのは、10年前の「Tour de Japon」以来だそうですが、その時は主要都市の6公演のみでした。(それだって充分すぎることですが)

しかし今回のBBFFは地方の地方まで巡ってくださる!!そしてこんなおらが町にも来て下さる!!(*´∀`)
アマチュア団体はちょっと把握してないけど、いい塩梅の規模で行うゲーム音楽コンサートやライブって、地元では皆無だったと思うのです。

それなのに、スクエニ公式様が福島を開催場所の一つに選んで下さるとは、福島に初めて来るゲーム音楽のコンサートがシエナと植松さん御本人だなんて夢じゃなかろうか…
(東北は他にも岩手・宮城・山形とあるのに…)
しかも公演が行われるホールは、広い福島県の中でも私の地元に近い、徒歩で行けちゃうホール!ヽ(・∀・)ノ

だとしたらこれは東京公演じゃなくて福島公演に行くしかあんめぇ!!と、そわそわとドキドキが入り混じった何とも言えない心地でコンサート当日を待ったのでした…

※ところでネタバレご注意ください(`・ω・´)
演目・内容・アンコールなど、これから行かれる方に対してはネタバレ過多の感想になります。どうぞご了承ください~
そして当ブログに初めてお越しの方ようこそ、長いです~(*´ω`)ノ


 
 
│BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO
│2015/4/3 (Fri) 19:00 start @いわき芸術文化交流館アリオス 大ホール
│制作総指揮:植松伸夫
│指揮:栗田博文
│演奏:シエナ・ウインド・オーケストラ

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1. FFバトル2メドレー
  バトル2(FF4)/バトル2(FF5)/死闘(FF6)/バトル2(FF9)/
  勝利のファンファーレ(FFシリーズ)
2. 赤い翼~バロン王国(FF4)
3. FFダンジョンメドレー
  迷いの森(FF6)/ダンジョン(FF4)/ダンジョン(FF5)/Find Your Way(FF8)
4. FFVIIバトルメドレー
  J-E-N-O-V-A/闘う者達/更に闘う者達
5. FF モーグリのテーマ(FF5)
6. アリア(FF6)
7. FF メインテーマ

8. FFI&IIIメドレー
  勇者の帰還(FF3)/船(FF1)/山頂への道(FF3)/メイン・テーマ(FF1)
9. 守るべきもの(FF9)
10. 飛空艇メドレー
  エンタープライズ空を飛ぶ(FF3)/飛空艇(FF4)/親方シド(FF4)/
  飛空艇ブラックジャック(FF6)/Ride On(FF8)
11. Fragments of Memories(FF8)
12. ザナルカンドにて(FF10)
13. Never look back~Dead end(FF8)
14. ビッグブリッヂの死闘(FF5)

15. 片翼の天使(FF7)
16. マンボ de チョコボ(FF5) ※観客参加曲


開場前のロビーは、想像以上の行列で埋め尽くされていました。
いつも関東圏で行われるゲーム・アニメ音楽系のコンサートとは全く違う客層。
FFのファンなのかシエナのファンなのか、同行者に誘われて、という感じの方もいらっしゃった。FFの思い出話や吹奏楽の話もちらほら聞こえてきます。

大きな楽器ケースを抱えている方もいっぱいいて、「あぁホントに福島でFFのコンサートやるんだ…それを県内の人がこんなにいっぱい聴きに来たんだ…」と思うと、それだけでもー感慨深くて、夢じゃないんだなーってすんごく嬉しくて、その時点で涙目でしたぼっちなのに…(´;ω;)

そして開場。開演前のざわつく会場内、黒のマオカラースーツを着た植松さんがステージ上に現れます。
マイクが入っていなくて、確認のために袖に引っ込んでいったと思ったら「あ、おれだわww」と帰ってきたり、「福島でのFFのオフィシャルコンサートは初めてなんですよ」とちょこっと雑談したり。

その後、お菓子やグッズを配りながらいつものようにブラボー係決め。
「最後までお楽しみください、宜しくお願いします」とご挨拶し、場を和ませて前説終了、退場されます。

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19時開演。
色とりどりの衣装を身にまとったシエナ・ウインド・オーケストラの皆さんが入場し、チューニングの後、指揮者の栗田さんが登壇。

1曲目は『FFバトル2メドレー』
分厚いイントロから、まずはFF4の「バトル2」
木管から金管へとメロディを繋ぎ、初っ端から荒ぶるティンパニ、激しく迫るTb…!あぁ~~うれしいーーうれしいよぉぉ~~。゚(゚´ω`゚)゚。
FFの中でも4が至高の人間なので、いきなりのこの演奏は本当に涙出ました…。

Obや木管による優しい中間部を経て半音下がって、FF5の「バトル2」!!
低音が強い!Tpがステキ!!激しいのにまろやかな音の波が客席まで押し寄せてくる感覚は生でこそです。
比較するまでもないけど、やっぱり生演奏はCDの500倍スゴイです!!ヽ( ´∇`)ノ

やったーー!!低音金管がイケメン過ぎるFF6「死闘」
その勢いにとにかく圧倒されっぱなし、手に汗握る…!
少しスピードアップしてFF9「バトル2」
あぁそのメロディはSaxソロになるのか…とか、ふむふむする箇所もあったり。シロフォンが良すぎてえびぞってました。独特のリズムをしっかり響かせてくれるPerc.が素晴らしかった…

最後は「勝利のファンファーレ」。CMや動画などでも聞ける曲ですが、生で聞くと更にほわっと朗らかになる感じがあります。

演奏が終わると、最初に指名+立候補したブラボー係から次々と「ブラボー」の声が。
これは以前から賛否両論あるところですけど、地方開催のこういうコンサートではなかなか「ブラボー!」する(歓声を上げる)機会もないと思うんで(・ω・)

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2曲目は「赤い翼」~「バロン王国」のメドレー、「赤い翼」から。
出だしのTpのタンギングと木管のメロディ、この入り混じった感じが吹奏楽ならではの編曲で何とも…!(*´∀`)
Cbの弾き方がすごい格好良かったな~。Obソロの中間部から、メインテーマに戻ります。2ターン目はTbがメロディ担当というのもたっまんないです。
因みにエッ何それな「赤き翼」の登場はDS版から、みんな知ってると思うけどこれマメな。

木管のハーモニーで下りてきて「バロン王国」
CDだと分かりづらいけど、伴奏を奏でるSaxの「グワッ」てのが強調されてステキ。
1ターン目は品格あるバロン城、2ターン目は金管強めで威厳が増します。その中で微かなシンバルの音色がふわっと階上へ上がってくるのに痺れます。本当アリオス音良いです。
重厚感を膨らませる低音の金管の編曲や演奏がつくづく渋くて、金管中低音好きにはご馳走でした。こんな厳格な曲調なのに、栗田さんの指揮がすごいカワイイのも楽しかったです(´ω`*)

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ここで植松さんと、司会の山下まみさんが登場。改めて、演奏のシエナ・ウインド・オーケストラと、指揮の栗田さんを紹介します。
植松さんが福島県を訪れるのは、旅行などを含めて初めてなんだそうです。

ただ、「嫁さんのお母さん福島なんだよ」とか(※でも来たことない)、
「来たことはないけど、須賀川市に住民登録してんの」と意外な事実を披露。

今回のコンサート開催地より西にある須賀川市には、ウルトラマンでお馴染み「M78星雲 光の国」と姉妹都市として提携したことにより生まれた、仮想都市「すかがわ市M78光の町」という町があるんだそうです。そこに植松さんは住民登録をしていると。
「ここでウルトラマンの話ですか!?」「『光の町』…どこにあるんですか??」と山下嬢に突っ込まれて、「…ここだよここ!!と胸を叩く植松さん(´ω`*)

微妙~な空気になりながらも客席に問うと、同じ光の町住人がいることが判明!
「…いた!?いた!!!」と、ご近所さん発見に嬉しそうな植松さんでした。

本筋に戻って、最初の『バトル2メドレー』に関しても、「ザコバトルやボスバトルはやっても、『バトル2』ってあんまりやんないから」と選曲した理由を説明。
真面目な話に戻ったかと思うと「会場に若い人が多いと思う」と、最前列にいたお客さんに「君はいくつ?」と尋ねる植松さん。
「14」と返され、山下嬢と「「…14歳!!??」」と驚いてるのとか、植松さんと山下さんのコンビすっごい息合ってて可愛かったです(*´∀`)

その後「ゲームより若いじゃないか…僕より42歳若いんだぜ」と仰っていましたw

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『FFダンジョンメドレー』
キラキラした神秘的な前奏から厚く続いて、FF4「ダンジョン」
硬く浮いたハープがとにかく秀麗。原曲とは違うアーティキュレーションなのも、Euphの副旋律が素晴らしいのも「あぁ今回のための吹奏楽アレンジなんだなぁ」と惹き込まれます。

ハープのイントロから、FF5の「ダンジョン」
A.Saxの柔らかいソロに、ClやFg、他Saxなど様々な木管楽器の音が絡んで、清らかな流れを作っていきます。
透明感あるアレンジが、吹奏楽だけで段々と壮大になっていくのが、ダンジョンというより古の遺跡みたいな感じで美しかったです。

仄暗く迫るティンパニとCbに中低音の金管が加わって、FF6「迷いの森」
原曲は高音×ギターなのが、Ob×ハープのアンサンブルで洗練された美しさになってました。妖しい雰囲気を保ちながらも神秘的に色んな楽器が掛け合っていくのが、ものすごく心地良い森でした。これは迷うわ(・∀・)
終始控えめにチカチカしているトライアングルも、CDより印象的に響いて存在感バツグン。
最初に戻って、Flソロ×ハープと木管で寂寥感を残しながら終わっていきます。

そこに低音金管が入り、終末を告げるようにチューブラーベルが鳴り響いて、FF8の「Find Your Way」。悲しくも美しいハープのアルペジオが響きます。
冷然とした曲調でものすごい陰鬱に進むんだけど、こういうのも吹奏楽で表現できちゃうんだな~という発見が楽しい。
最後にCbが一音弾くんですが、この広い会場全体でその余韻を味わう、ほんの束の間も素晴らしかった。

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『FFVIIバトルメドレー』
初っ端から駆け上がるような「J-E-N-O-V-A」!これこんな格好良かったっけ…!ってくらいの緊迫感!!(*・∀・)
Tpがカッコ良いしTubが我得でした。Tubありがとう…!!Cbさんはおやすみ。

ドラムが切り裂いて「闘う者達」!早い!!早い早い!!ヽ(*´∇`*)ノ
スピード感満載の演奏と、悠然とした栗田さんの指揮というギャップにまた高まります!
勢いあるファンファーレから「更に闘う者達」!じわりじわりと熱くなっていきます。Perc.入ってバンドチックになった時の興奮最高潮でした!!
各曲の繋ぎがほぼシームレスなのがまた良くて、バトル×吹奏楽すばらしいな~ってドキドキしていました。

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再び、植松さんと山下嬢お二人が登場。先ほど演奏された曲の解説をしてくれます。

「ダンジョンメドレーは、メロディが綺麗だけど急に襲われるんだよね~」とか、
「バトルメドレーはビート感を大事にしていて、ビートで押していくように作っている、今回の吹奏楽だとパーカッションがその役目を担っているんです」とか。

その話から、「そのパーカッション、会場のお客さまでもできますかね…?」という山下嬢のフリ。
「いや無理だって~」と植松さんと何回か小芝居を挟んで笑、「できちゃうんだな~それが!」と、シエナのパーカッショニスト・土屋さんを呼び込む…んですが、下手で待機する土屋さんこと半端なモーグリ。
黒のスーツの上から着込んだ衣装や、白いヘルメットに耳と頭の赤いぼんぼんも付けたお手製のモーグリ帽や、背中の羽根が可愛らしかったです。

その土屋モーグリさんの進行で、4パターンのボディパーカッションを習い、次の曲で一緒に演奏してみよう!という試みでした。
ラストの参加型企画、「みんなで吹こうBRA★BRA FF」の前哨戦といった感じでしょうか。


そして、何回か練習を経ての「FF モーグリのテーマ」
先ほどまでのバトル関連の迫力とは打って変わって、ユーモラスで飄々としたモーグリのテーマ。
観客が参加するタイミングでモーグリさんが指示してくれて、それに合わせて手を鳴らしたり足を踏み鳴らしたり、「クポックポッ」と鳴いたりと、ほんわかした時間が流れました(*´ω`)

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続いてはFF6の「アリア」
「いつもは歌ありですけど、今回はインストで演奏します、珍しいですよ」という植松さんのコメントから始まります。

BBFFならでは、といった珍しい出だしからObソロ、優しく包む金管の音色たち。
インストゥルメンタルと言いましても、ここに来るようなFF好きは歌詞が浮かびますので…演奏を聴きながら歌詞を脳内補足するような感覚でした。
SaxとClの「いとしのあなたは」の穏やか且つ切実な音色、SaxとEuphのまろやかな中間部、すっごく温かかったです。

小編成での演奏を経て、少し疾走感あるアレンジの「アリア」へ。HrやEuphのタンギングが、マリアを攫うブラックジャックを想起させました。


一部の最後の演目は「FF メインテーマ」
言わずと知れた、我が国何番目かの国歌です(`・ω・´)
優しい木管から始まり、勇ましいTpが繋いでTutti。威風堂々とした煌びやかさというよりは、式典のように厳かな演奏でした。
吹奏楽だからこそ、この絶妙な華やかさが表現出来るのでしょうか。

国歌は何度聞いてもいいものです。そしてこれでコンサートが終了するのではないかというくらいのエンディング感で、第一部は終了です。

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20分の休憩の後、奏者さんたちが揃ったステージに栗田さんが入場。
そしていきなり始まる『FFI&IIIメドレー』

まずはFF3「勇者の帰還」。とにかくブラスバンドが似合う!!(*´∀`)
対旋律のEuphの音色が印象的でした。ポップスなアレンジになって、FF1「船」
FF3「山頂への道」は、小さく刻みながら。このあたりはずっと明るく華やかで、エンターテインメント性強めの、吹奏楽に寄せた感じの編曲でした。
最後はFF1「メイン・テーマ」で締め。ラストあっという間でした。

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植松さんと山下嬢が登場し、開場後事前アンケートを取っていた「あなたにとって守るべきものは?」についてトークを始めます。
なにそのアンケート私聞いてない!!wwΣ(;・∀・)

「自分が書いたものがステージで読まれるのって嬉しくないですか?」と言う山下嬢に、「深夜ラジオみたいだな」と答える植松さん。
そして、お二人の背後で奏でられるハープの独奏。「素敵だね」(だったと思う)が艶やかに流れます。

そして、客席の皆さんの「守るべきもの」についてのトーク。
真剣な話あり、笑いも交えた話あり。特に福島ということで、震災に関することも話題に上がったし、実際アンケートでもそれ関連の回答が多かったそうなんだけど、深刻にならず明快に話を進めていくのが流石のノビヨ節でした。

『スクウェア・エニックスの利益と存続、大学の単位』という回答に対しては、「俺卒業見込み取れてなかったんだよね」という話から、御自身の就職活動について語るノビヨ師匠。
また、利益と存続のために「他の公演も観に来てください!」と上手くセールストークしていましたw(*´∀`)

『私は「和顔」を大切にしています』という回答になったあたりで、ハープの伴奏が「親愛なる友へ」に変わります。うぉぉぉたまらんヾ(:3ノシヾ)ノシ
「和顔(わがん/わげん)」というのは、正しくは「和顔愛語」と言い、「和顔=笑顔」、「愛語=優しい言葉」という、仏教における布施行の一つなんだそうです(この辺は今調べた)。

で、「『和顔』知ってる?14歳」と、先ほどの14歳に話を振る植松さん。笑
「まず笑顔かなと思って」と、スクエニを辞めた後に新会社「SMILEPLEASE」を設立した話をされていました。繋ぎ流石だな~。笑


そして、FF9より「守るべきもの」。これはCD未収録ですね。
先ほどまでしっとりとBGMを奏でていたハープのソロから始まって、Clによるメロディ。カスタネットやタンバリンといった特徴的なPerc.が、厚い吹奏楽の中で活き活きと奏でられていました。
転調して冒頭に戻り、ハープ×ClのアンサンブルからTutti、格好良かったです。

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植松さんと山下嬢が再び登場し、トークしている間に捌けていく奏者の皆さん。
「守るべきもの」から、スタイナーとベアトリクスの関係や、植松さんの初恋について語っているうちに…次の準備が出来ていた!(・∀・)

続いては『飛空艇メドレー』。楽しみにしていたターンです(*´・∀・)
「『飛空艇』括りは初めてです、オケでもない」とのことで、ステージに残ったのは前方下手からCl×4/B.Cl/Sax×4、後列にDrums./Tp/Cb/Tubというアンサンブル。

FF3の「エンタープライズ空を飛ぶ」から。
ジャジィな雰囲気と爽やかなS.Saxのソロで、原曲の疾走感を軽やかさに変えます。

FF4「飛空艇」。伸びやかなTpがリードしてすっごくまったり…!2ターン目はスピードを増してSaxが絡み合っていきます。
Tubの人が楽器を構え直して「親方シド」。ミュートTpとSaxのメロディの裏でTubがぶんかぶんか、ふわんふわんしてるのが、普段より穏やかで恰幅の良いシドの雰囲気でした。

FF6「飛空艇ブラックジャック」
とにかくSaxに合う!!そして弦バスが最高!!!ヽ(*´∇`*)ノ
控えめだけど確かなドラムと、TpとSaxの溶けあうようなハーモニーが美しくて弦バス最高(2度目)
CDの何倍も迫って、しなやかに客席まで届いてくるのが本ッ当たまらんです!!(´;∀;)

最後はシームレス、TpのメロディからFF8「Ride On」
夕闇の中に飛空艇を見送るように、ゆっくりとセクシーなエンディング。「Ride On」好きなのでもうちょっと聞きたかった…(´・ω・)

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Clの4人が少し前に出て演奏されるのは、「Fragments of Memories」(FF8)。
とても閑やかに始まるこの曲、ゲームでも回想シーンなどしんみり感動イベントに使われることが多いので、聴きながら色んな事を思い出していました。

中盤、オルゴールが早回しになるかのように少し早足な曲調に。B.Cl以外の3本のクラリネットの音が、1本のClから3つ音が出てるんじゃないかってくらいシンクロしていて、見事なハーモニーに聞き惚れていました…。

因みに、このクラリネット四重奏による「Fragments of Memories」はCD未収録。
ツアーでしか聴けないんですよ~、とのことでした。(*・ω・)

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続いてはSaxのターン。FF10より「ザナルカンドにて」
しかも立奏!立奏だ!!(*・∀・)
サントラや東京公演で物議を醸した一曲だそうですが、もう出だしから好き!超好き!!!
サックスカルテットっていうところからクリティカルなんだけど、始めのハーモニーからアレンジから全てが大好物のザナルカンドでした。

サントラでもベースを担当するB.Saxが良く響いてきて、低音厨にはとてもたまらない四重奏になっているんですが(*´∀`)、実際のステージでもB.Saxが一番外側(客席側)に配置されているので、その力強い音が超堪能できるわけですよ!!

中盤からアップテンポになり、透明感あるS.Saxがリードしていきます。
伸びやかなT.Saxがメロディを引き継いだり、その裏ですんごい動いてるA.Saxの内声とかB.Saxの上下左右に飛びまくる低音とか、サックス好きにはたまらない時間でした。

原曲の儚く美しい「ザナルカンドにて」とは全く違う、ただの吹奏楽アレンジとも違う、でも異なった魅力的な世界観を創り出した「ザナルカンドにて」でした。
あれ生でもう一回聴きに行きたいかも…(*´-`)oO


「吹奏楽のフル編成とは違う魅力をお届けできたでしょうか」と、植松さんと山下嬢が登場。

残り2曲ということで、「プログラム上は、ってことだよね」「なにかあるってことで」ときゃっきゃするお二人がカワイイ(*´∇`*)

どういう流れだったかその話になったんですけど、「僕、音楽を楽しむならクラシックを聴くとかじゃなくて、CとかDとかコードを覚えて演奏した方が早いと思うぜ」と植松さんが仰っていたのが印象的でした。

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FF8より「Never look back~Dead end」
吹奏楽が合いそうなFF8曲っていろいろあると思うんだけど、何故この選曲なのか…と思わざるを得ないが大好きなFF8曲です!(*´∀`)

トライアングルとシェイカー、ウッドブロックがひそやかに鳴り始めるイントロ。そこに忍び入る低音のB.SaxとB.Clがすごくイイ…
緊迫感と焦燥感が淡々と迫ってくる曲ですが、これもPerc.の迫力が凄まじかったです。CD音源なんて比じゃない!!
そして栗田さんの身体全体で表現する指揮がステキすぎる!!(・∀・)

Tubソロを経て「Dead end」。抑揚をつけて更に盛り上がっていきます。
激しい吹奏楽と際どいリズムを要求されるPerc.が完璧にハマるからこそ、この選曲だったのかもなぁ…と思っていました。すげかったです。


CD未収録、ツアー限定曲「ビッグブリッヂの死闘」(FF5)。
キラキラとした導入部から始まり、金管と木管が絡み合う裏で融合するPerc.と低音金管、鬼気迫る指揮。
「そう演奏するのか…!!」っていう驚きの箇所がいくつもありました。ただもー凄くてボロ泣きだったので、あとの記憶は次元の狭間です。

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アンコールはFF7より「片翼の天使」

アンコールつったら片翼だし片翼つったらアンコールなんだと思いますが、むしろ今まで吹奏楽アレンジの片翼ってなかったんだっけ?というくらい、吹奏楽の音色に馴染んでいて最高に調和していました。

圧倒的な金管の音色はもちろん、襲い掛かるようなティンパニの打撃はズルい!なのにそれらに反比例するように栗田さんの指揮がすこぶるカワイイこと!!
栗田さんの指揮を拝見するのは2度目ですが、こんな釘付けになるほど魅力的だったとは…。やっぱり観に来てよかった…(*´v`*)

2ターン目「ベニベニ…」のコーラス部分、裏でチューブラーベル鳴ってるのがすごい終末感出てました。FF7アレンジはあんまり聞いてないから分かんないけど、ここで鐘鳴るアレンジって他にあるのかな(・ω・)
一旦ふわっとしてからの、金管楽器による\セフィロス!/も圧倒的でした。

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タクトを下ろした栗田さんが、シエナの皆さんに拍手を煽ります。
万雷の拍手の中現れる、肩にタオルを掛けた植松さんと山下嬢。ロングタオルはツアーグッズのヤツ(・∀・)

「みんなで吹こう!ブラブラ~」 \ファイナルファンタジー/

今回ラストのお楽しみ、参加型企画『みんなで吹こう BRA★BRA FINAL FANTASY』のターンです!
この「アンコール曲をみんなで演奏する」というのは、シエナさんのコンサートではお馴染みの企画なんだそうです。それを今回のBBFFでもやってくれるという!

滅多に上がる機会なんてないステージに、楽器を持っていれば、むしろ持っていなくても上がって一緒に演奏を楽しんで良いということもあって、東京・大阪公演では結構な人数がステージに上がり賑やかなステージを作ったとのこと。
その東京・大阪二大都市公演の後の初めての地方公演がこの福島だったので、どんなものなのかな~と気がかりではあったのですが…(´・ω・)

しかし無用の不安でした!!(*´∇`*)
植松さんに呼び込まれて、老若男女、楽器を持ったお客さんが次々とステージに上がって行きます。
開場前にも楽器を持っている人は結構いたので、取り越し苦労だった…!とは思っていたのですが。

「焦らなくていいよ、ゆっくりでいいよ~」と、植松さんが何度も優しく呼びかけます。楽器を持っている人も、グッズ購入特典のミニ楽器を持った人も、手ぶらな感じの人もw、続々とステージに集う姿に胸が熱くなります…!

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そして始まる「マンボ de チョコボ」!\ウッ/

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シエナの華やかな演奏に合わせて、ステージに乗った人達も客席側の人達も、楽器はじめ手拍子や歓声であったり、さまざまな音を奏でて演奏を盛り上げます。
ところどころシエナ奏者さんのソロパートもあって、本当に「みんなで吹こう!」という陽気なステージ上。

マンボの曲調もそうだし、会場全体が楽しい!のエネルギーに満ちて、みんな笑顔満開。見ているだけでもすっごく楽しかったです。

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乗ったら絶対楽しいの分かってたし、こんな機会ないし降りて行こうかと思ってギリギリまで悩んでたんだけど、書く者としてこの位置からの一枚が欲しかったのです。
あと、一人参加で荷物管理できないし!という言い訳で(ノ´▽`*)

あんな楽しいステージ乗ったら、演奏しながら絶ッッ対泣いちゃうもの~~客席の時点で泣いてたし!。゚(*´□`)゚。

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というわけで、終演は21:20頃。2時間強のコンサートでした。
もうホントに、シエナさんの演奏も素晴らしかったけど、植松さんと山下嬢の軽妙なトーク、全体の構成と、とにかく充実してパーフェクトでした。
改めて、FFと吹奏楽が好き!といういっぱいの充足感に包まれながら、ニコニコの帰り道でありました…(人*´∀`)

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会場に掲示されていたBBFFポスター。

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セットリストと、グッズのバスタオルと、それ買ったときに貰ったミニ楽器(マラカス)

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中はこんな感じでした。

4/16現在・4都市4公演を終えて、これから13公演が控えています。
演目や演奏は変わらなくても、きっと各地方によって異なる盛り上がりや違った空気感を楽しめるはずです。

だがしかし演目の方についても、植松さんも「ひょっとしたら公演進むごとに変わるかもね~」みたいなことを仰っていました。
なので、BBFFのツアー先がお近くにあって、参加を迷っている場合はぜひぜひ足を運んで頂きたいです!(´ω`*)
(と、これからの公演が控えている方々にこのラストのタイミングで発信しても、どうかなってカンジはあるんですが)

ご自身の故郷や身近な町で、そこにしかない、吹奏楽によるFFの音楽を堪能してください!ヽ(*´∇`*)ノ
心の底から、すんごくしあわせでした!シエナの皆さま、栗田さん、植松さんと山下さん、福島の皆さま!ありがとうございました!!!゚+(人・∀・*)+。

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◆以降は余談です。いつもこっからが長いんだ私は~(*´∇`*)

冒頭にも書いてますが、BBFFツアーが発表になった当初(12月中旬)は、「えっおらが町に植松伸夫が来るの!!???マジで!!??((;´・ω・)」
しかもFINAL FANTASYの!シエナの演奏で!!!と、興奮と混乱で超気が逸っておりました。

私が植松さんのFF音楽に出逢ったのは、今からおよそ20年前です。多分もっとです。
今もだけど、当時は特に「ゲーム音楽を作る人は神様だ」くらいに思って崇めていて、ゲームを何回もクリアしたし、CDも何百回も聞き込みました。

吹奏楽部でした。そらでバトル曲が吹けるほど覚えても、どんなに好きだと思っても、その神々と対峙出来る機会になんて、20年前は巡り合えませんでした。
あったのかもしれないけど、幼い学生だった自分には、「ゲーム音楽の何某を聴きに関東圏へ行く」という選択はなかったし、その情報を収集する手段もなかったのです。


大人になって上京して、東京で暮らすようになりました。
ゲーム音楽のことを語れる友人なんていなかった自分に、有難くもそういう友達ができ、プロやアマチュアの楽団が演奏する様々なゲーム音楽のコンサートへ行って友人たちと感想を語る。
ゲーム音楽への愛や、考えていることをインターネットで発信する。それらが出来るようになったのは、実はここ数年のことです。

そして、コンサートやライブで同じ空間を共有することで、植松さんや光田さんやイトケンさんは、神ながら実在しているんだと思えるようになりました。
表方や裏方で、あの作曲家さんやあの作曲家さんと至近距離ですれ違ったり、お話をしたり、握手して頂いたり。

今でも、夢のような世界に身を置かせてもらっているなと痛感しますが、それは私が東京に住んでいるからで、きっと地方には学生の頃の私のように「なんだよ東京ばっかり」「そんなコンサートあったのかよ」ってえびぞっている人がいっぱいいるんだと思うのです。

それが、向こうから地方に来て下さるという奇跡。感謝しかありません。
20年前の私はこんなことを想像もしなかっただろうし、教えたらきっと目をキラキラ輝かせてうぉぉぉってなると思います。そしたらチケット代は出してあげます。

会場には、私と同年代の方もいっぱいいらっしゃいましたが、もっと若い方や学生さんもたくさんいらっしゃいました。
演奏されたゲームでいえば世代ではないはずだけど、若い方はどんなところを楽しみに来たんだろう。
FFをプレイした同世代の人達も、どんな気持ちでこのコンサートを楽しみに待っていたのだろう、聴きに来たのだろう。
それを考えただけで、涙がじんわり滲みました。

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今回BBFF福島公演の会場となった福島県いわき市のある浜通りというところは、とても吹奏楽が盛んな地域です。
全日本吹奏楽コンクールへの県大会においては、まず浜通りの高校が上位を独占します。
2013年・2014年の東北大会では、そのままいわき市の県立高校3校が金賞を受賞し、東北代表を独占するという快挙を遂げたほどです。

私も各校の定演や県大会を聴きに行ったことがありますが、どの高校の演奏も高校生の音とは思えないクオリティのものでした。
なのに素人耳にも違いが分かるほど、それぞれに特色があるのが素晴らしい。
県大会のコンクールで全国大会レベルの演奏を堪能できるのだから、こんなに幸せなことはありません。


その県大会が行われる福島県内の会場の一つが、今回の「いわき芸術文化交流館アリオス」。
以前は平市民会館という名称で、2006年からアリオスの改修工事が始まりました。
ただ、施設は新しくなるのに、大ホールの客席は旧会館よりも減少させるという建設計画が持ち上がったそうです。

ここからは身バレするからざっとなんですが、座席数を減らしてしまうとアリオスでの県大会開催は不可能になります。
いわき市には、こうやって吹奏楽や合唱に打ち込んでいる子供たちが大勢いるのにどのように考えているのか、と市政まで巻き込んだ結果、当初の計画より座席数は増加することになりました。
(もっと座席数を増やせば東北大会クラスも可能なんだそうだけど、新幹線の通っていないいわき市は交通の便が良くはないので、結果この規模で良かったのだろうと身内談)

この「市政まで巻き込んだ」の活動に参加していたのが、私の親戚でした。
「アリオスはワシが作った」くらいの勢いで、事あるごとにこの話をしてくれます。
実際アリオスというホールは国内最高水準の音響性能を備え建設され、外観も内装もとても美しいのは分かっているので、この有言実行の親戚を話を煙たいと思うことはなかったけれど、有難いというか、謝意としてさほど実感はありませんでした。


でも、FFのメインテーマを聴いているとき、最後のマンボ de チョコボを聴いているとき。
この人たちがあの時一生懸命声を上げてくれなかったら、このホールは出来ていなかっただろうし、BBFF側もだだっ広い福島県の中から敢えてこのアリオスを選んでいなかったのかもしれないなぁと思うと、親戚を始め活動をしていた皆さんや、現役・OBの吹奏楽部の皆さんに感謝の気持ちが溢れました。

そんで今、身内の私が、20年前一人で悶々としていたこの地で、植松さんの姿を拝み、FFの音楽を生演奏で味わう。
時の流れや、いろんな縁を抱きながら。本当に涙が止まらなかったです。

コンサートから翌日。
親戚が「シエナはどうだった、上手かったか」って聞いてくるので、改めて「あの時頑張ってやってくれたから、シエナも来てくれたんだと思うわ」と、「ありがとう」って言いました。

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その一方、わだかまりもなかったわけじゃないです。最終的には感激や幸福感で吹っ飛んだんだけども。
それは、公演日時の問題。興行をする上でいろいろ事情があるのは分かっているのですが、それでもな~~(´・ω・)

福島公演は、金曜の夜公演(19時開演)でした。
広い福島県の中でも、今回は海側の地域で行われたわけですが、海側から県央へ向かう最終電車の時刻は19:30なのです。高速バスだと21時前かな。
だから、この地域以外の県民は後半の演目を諦めるか、自家用車か、泊まりか、になってしまう。
(茨城方面の上りの電車であれば、最終はもう少し遅かったはず)

そうなると、せっかく初めての「福島公演」なのに、聴ける福島県民は限られてしまったのではないかと心残りに感じるわけです。
融通の利く社会人ならともかく、学生さんならより限定されてしまうのではないか。
FFの作曲者の植松さんを生で見られてシエナの良質な音楽が楽しめる、またとない機会なのに。

2~4階は空席が多かったし、当日券も出ていました。
もちろん販売状況は交通事情によるものだけではないのかもしれませんが、翌日の山形公演が土曜の昼公演で事前完売だったことを考えると、やはり勿体なかったなと思うのです。

他の地方公演でも平日夜公演の会場があるので、どんな感じなのかなーって思うところもあります。
ほぼほぼ土日公演ですけど…言っても、もう日程は決まっているし仕方ないんですが。
来て頂けるだけで有難いのですが、もし次回があるのなら、そういった点も御一考頂けたら…と思ったのでした。
あんな楽しいステージを観て参加して思い出を持ち帰るのは、一人でも多い方がいいですもの!(*`・ω・´)

もし叶うのならば、『FF吹奏楽』というコンテンツがこれで終わりではなくて、全国の中学高校の吹奏楽部の皆さんが、FFやゲームを愛する皆さんが、FFの曲を力いっぱい演奏できるように譜面化してほしい。
あの方やあの方が、音楽を楽しみ頑張っている学生さん達のために吹奏楽の道を作っているように。


ともあれ改めて、故郷で最高のコンサートを開いてくださって、本当に有難うございました!
本当に本当に、しあわせを深く感じるコンサートでした。まだまだツアーは続きますが、どの公演でもたくさんの幸せと音符が溢れる、素敵な時間になりますように!ヽ(*´∇`*)ノ

ここまでご覧頂いた方も有難うございました!楽しかったーー!!

20150403bbff_03.jpg
夜のアリオス!ヽ( ´∇`)ノ 昼に撮りたかった…いいとこなんだよ



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