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2014'01.23.Thu

【合唱】CCM演奏会・初回限定版に行ってきた(*´∇`)ノ【CCMこわい】

師走に入り空はすっかり冬の色、その中休みに東京に広がる心地良い冬晴れ!
そんな12月上旬、「Chor Crystal Mana(コールクリスタルマナ)」(以下CCM)さんの単独演奏会、『Chor Crystal Mana 初回限定版 ~大合唱!ゲーム音楽伝説~』へ行って参りました!ヽ(・∀・)ノ

ccm131207_00.png
(可愛く描けました(*´ω`*) ※自画自賛)

CCMさんは、現在活動されているたくさんのゲーム音楽演奏団体の中でも特殊な、『ゲーム音楽を中心に合唱する団体』です。
2009年の団創立から去年2013年まで、いろんな有名処のアマチュアゲ音団体の演奏会に賛助として歌声を響かせていらっしゃったので、どこかしらでその名前や歌声を聴いたという人も多いのではないでしょうか。

それが、2011年の身内向け公演以来初となる、CCMさんだけの!満を持した単独公演!
CCMの皆さんは元より、我々アマチュアゲ音団体スキーもこの日を待ち侘びていたのではないかと!私も他公演で見たチラシで「ついにきた…!」と即座に手帳に予定を記入したものです…(*´v`*)

それからもう幾歳月…公演月の12月中には書き上げるつもりでおりましたが、あれッ、もう、1月も末だよ!? (ゝω・´☆)

2013年ゲーム音楽演奏会締めの感想を、2014年初のゲーム音楽演奏会記録として書く!!
それでいいじゃないか!…と言うワケで新年一発目も長文の感想になりますが、お時間のあるときにでもどうぞ~>\_(´∀`*)
 

│Chor Crystal Mana 初回限定版 ~大合唱!ゲーム音楽伝説~
│2013/12/7(sat) 13:30start @江東区亀戸文化センター カメリアホール
│出演:Chor Crystal Mana


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[第1部]
1. 時の回廊(クロノ・トリガー)
2. THE World of MOTHER(MOTHER)
3. 仲間を求めて(FF6)
4. The Unsung War(ACE COMBAT 5)

[第2部]
1. すれちがいMii広場メインテーマ(すれちがいMii広場)
2. ボンバーキングのテーマ(ボンバーキング)
3. 激突!グルメレース(星のカービィSDX)
4. スぺランカーメドレー(スぺランカー)
5. ペルソナメドレー(ペルソナシリーズ)
6. ルーファウス歓迎式典(FF7)
7. ゴールドソーサー(FF7)
8. すれちがい伝説(すれちがいMii広場)
9. ビッグブリッヂの死闘(FF6)

[第3部]
1. ファイアーエムブレムのテーマ(FE暗黒竜と光の剣)
2. Roaming Sheep(FF3)
3. 聖剣伝説メドレー(聖剣伝説シリーズ)
4. スクウェア系バトルメドレー(FFシリーズ/ロマンシングサ・ガ/クロノ・トリガー)

[アンコール]
1. アリア(FF6)
2. メインテーマ(FFシリーズ)


カメリアホールに来るのは、12年11月のEGCさんコンサート以来2度目です。
清潔感あって温かみのある、キャパ400程度のホールは事前予約満了により人でみちみちでした。ぼっちだったので空いてた後方に着席。

ここ最近お邪魔した公演の中では珍しく、「開演前アンサンブル」系がなかったため、ゆっくりパンフレットを見たり、開演前のワクワクをお友達と味わったりしていました(*´ω`)
本来は公演前から仕込まれていた、「すれちがい通信」を楽しむための時間だったんでしょうね…(※3DS未所持)

ccm131207_01.jpg
「初回限定版」なので、パンフレットこと『取扱説明書』。
無機質系や風景が表紙に来る傾向が強い最近で、こんなに素材盛りだくさんでファンシーな表紙は久し振り!カワイイ!
この表紙だけでもCCMさんのチームカラーがなんとなく分かります(*´▽`)


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中を開いて表2に[こころのスタートボタンをおしてください]
右には初回限定版までのストーリー・「これまでの歩み」が。
背景にコールクリスタルマナさん(人名)っぽい女神がいます。


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左:代表さんからのご挨拶・ネタ的なお願いと真面目な諸注意。
右:演奏するゲームをイメージした手描きアイコンが添えられたプログラムも賑やかです。
ご挨拶の『この「取扱説明書」は大切に保管していただけると幸いです。』という文言が、紙モノに対する愛情を感じて地味にグッときました。


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開演。暗めの照明の中、真っ青な地のステージ上にCCMの皆さんが入場。
全員白シャツに黒パンツで、赤いチーフを(タイやリボン等)思い思いに着けているのが印象的でした。

続いて男性指揮者が入場し、[第1部]はピアノのイントロから始まる「時の回廊」から。
ピアノのアルペジオを上にして、下で各パートのメロディやコーラスが絡み合います。何となく原曲を聴いていると何となくになっちゃうけど、こうやってパート分けされて人声で奏でられると、「あぁこういう音やメロディがあったんだ」と改めてはっきり分かるものですね…(・ω・)
中盤には導かれるように「クロノ・トリガー」のメロディも入り、1曲目からクライマックスで会場を暖めます。


声とピアノだけの異空間が幕を閉じると、女性の司会者さんが登場し改めてご挨拶です。
2曲目以降の曲説明をして、『準備は OKすか?』で降壇するあたり、この演奏会、ドミノを一つ一つ置いてる感がある…!(・∀・)

2曲目は「MOTHERメドレー」こと、「THE World of MOTHER」
トップバッターは「Pollyanna」、明るく穏やかで元気の出る名曲です。
「MOTHER」はもともと英歌詞が付いている原曲・アレンジが多いので、その点では歌いやすそうで耳馴染みも良かったです。
ただ、サントラだと独唱や児童合唱でわりかし聴きやすいけど、今回は混成4部合唱。で、単語数の多い英歌詞を聴かせる用に歌うのは大変だろうなと感じました。
「MOTHER」ほど皆が好きで知っている曲だと観客の脳内補完にも頼れるから、気にするほどでもないのかもしれないけど…改めてすごいことだと感じる序盤です。

続いてテンポが速くなり雰囲気が変わって「Bein'Friends」。たまに顔を覗かせる哀愁を含んだメロディと全体的に元気な曲調が、楽しそうに歌う合唱に良く合います。男声のハミングとテナーさんが伸びやかでキレイ(*´ω`)

そしてみんな大好き「Snowman」はピアノ演奏…!ここで初めて「この伴奏のお姉さんまさか暗譜…!!?」と気付くのです。

主張しすぎずしっとりと締めて、いきなり荒ぶるピアノと指揮者!!「おにいさん戦」の「おにいさんのテーマ」
チャックベリー!ロックンローーール!!ヽ(・∀・)ノを、ピアノと合唱と指揮の動きだけで再現するその盛り上がり!
中盤では、男声パートの足もとに置いてあったミニボックスからサッとメガホンを取りだして使用、「おまえの おかあさんは ないているぞーー!」 せっとくにwしっぱいしたwww

MOTHER感動の幕開けもそこそこにいきなり笑いの片鱗を見せ、再び空気は一転「イースター」へ。2のポーラスターようちえん。女声の不気味なハミングに男声の主旋律が絡みます。

そこを抜けてもそのまま男声が引き継ぎ、「Wisdom of the World」に続きます。原曲(サントラの)は低い女声で神々しく紡がれる一曲ですが、男声でどっしりと力強く歌われるのすごくグッときました。
(後で編曲担当者さんが「クイーンマリーを敬うことと同時に、教会音楽が女人禁制だったことへのアンセム」(※アンセム=聖歌・讃美歌)と仰っていて、あーなるほどな~って思いました)
「女人禁制」とは言ってもソプラノさんアルトさんも歌います。伸びやかで美しかった。「Wisdom~」好きなんです(*´v`*)

物哀しいダンス曲「Fallin'Love.and」、ピアノが一気に駆け上がり…落ちて始まるのが「Eight Melodies」。MOTHERの世界もいよいよクライマックスです。
最初の音を、アルト~ソプラノ~ソプラノ~バスのソロで繋ぎ、再び少しの言葉(歌詞)をのせてステージ上の全員がハーモニーを奏でます。
まさに「Take a melody simple as can be Give it some words and sweet harmony」。
だんだんと厚みを増して少しずつ力強くなる歌声に、ピアノが入り曲調の変わる中盤(「Love is power~」)からは、とにかくみんなの愛に満ちた笑顔がヤバかった…!そこで油断していた時に降り注いできたハイソプラノのソロには射抜かれたし、ここは泣かずにはいられない方が多かったのではないかと思います…(´ノω;`)

涙でしんみりと終わるかと思いきや、手拍子を煽って始まったカーテンコールが「All That I Needed (Was You)」!!
ここ難しかったー!ステージ上も客席も、まさにライブハウスで一体になって弾けるような空気なんですが、その中でパート毎に違うMOTHER曲を歌っていたりして(ソプラノさんがオネットとか…多分合ってない…)本当に楽しそうでした(*´∀`*)

どうでもいいけど、このMOTHERメドレーのタイトル『THE World of MOTHER』は、サントラ収録の超メドレーのタイトルだったんですね。良いですね。


涙を笑顔に変えてMOTHERコーナーが幕を下ろすと、何故かMCさんが現れて一曲飛ばし4曲目の紹介をはじ…うろたえるステージ上…!
指揮者に「まだ!」と言われ捌けるMCのお姉さん、客席の方を振り返って改めてぺこりと大きく一礼する指揮者さん。
そのコントのような尺、指揮者さんの的確なフォローという一連の流れが、ホール全体の緊張を解く良いワンクッションになっていたのではないかと思います(*・ω・)<ヨカッタヨ

ステージ上が、世界崩壊後のあの夕焼けを思わせるオレンジに染まって始まるイントロは「仲間を求めて」。4つのパートがじっくりと勇壮に紡ぐ最初の4音は否応にもゾクゾクしました。
すごく原曲に忠実なパート割りというか編曲で、原曲を聴き込んだ人こそスッと染み入る仕上がりになっていたのではないかと思います。
中盤は主旋律を男声~女声で繋ぐのがとても美しかったです。4つのパートを声+ピアノだけで、というシンプルな演奏形態だからこそ(厳密にはもっと細分化できるけど)、まとまって攻めてこられた時の力強さがたまりませんでした。
後半はノビヨ師匠監修・カノン嬢のオリジナルアルバム『A New Story』より、英歌詞付のヴァージョンに変わり、一層名曲の世界が広がります。これはすごかった…!

実際こういう本職の方々が歌うのって、「lalala...」みたいなのと歌詞アリとどっちが歌いやすいんでしょう。英歌詞だからすぐに意味は分からないんですが、そこに歌い手さん達の感情が乗って更に深く迫ってきたのはやはり後者でした。
(カノンさんの歌詞見ると、自然讃歌+愛の歌のような感じですね)
合唱の演奏会が初となる私は、このあたりで(そうか…合唱を長時間続けるって大変だよな…)という基本的なことに気が付き始めるのでした。
気付いたところでピアノが音を止め、ゆっくりとしたハミングのみで染み渡るように終わります。


第1部ラストは「ACE COMBAT 5」より「The Unsung War」。エースコンバットは未プレイですが、予習した時には「こんなカコイイ曲で戦闘機操縦するのか…!」とちょっと昂ぶりました(*`・ω・)
「東の空に明るみが…朝が来る。」「…僕らの夜間飛行が終わる。」っていうセリフ/ナレーションも素敵でした。(知らないのに)

静かなピアノの演奏から始まり、張りのある男声からしっとりと導入。荘厳で重々しい劇伴チックな曲調に女声が乗って同じ歌詞を繰り返し、だんだんと壮大になっていきます。
クールに斜に構えながらも、ほとばしる熱を持って腕を振り上げる指揮者。中盤のとにかく美しいピアノソロは、綺麗というより全部ひっくるめて巧いの一言。
本来[オケ+合唱]で演奏される神々しい曲が、[合唱+ピアノ]という編成に削ぎ落とされてもこの威圧感であることには、ただただ唸るばかりでした。

終盤、力強さを増す指揮に呼応するように声が一丸となり更に厚みを増し、今にも必殺技を繰り出しそうな高まる指揮!
最後はまたアタマの重い部分に戻り疾走感を纏って終わります。
声で作りだした音・空間とは思えないくらい、本当にストーリーのある一曲でした。圧倒された方は多かったのではないでしょうか。

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15分の休憩の後、[第2部]
ビシッとした1部の衣装とは異なり、青・黄・赤・オレンジ・緑…そこにオリジナルロゴ(イラスト)の入ったTシャツを着たカジュアルなCCMメンバーがぞろぞろと壇上に上がって行きます。被り物やリボンをプラスしている人も数名…
あっ!これMiiのやーつだ!!(*・∀・)

演奏会ちょっと前から、CCMメンバー皆さんのtwitterアイコンがMiiに変わりTLを彩ってくれていたのですが、この第2部のための仕込みだったなんて…
直接フォローはしていなくても、「あっ!あのMiiの人RTで見たことある!Σ(*・∀・)」という気持ちになったりして、カラフルなステージ上と合わせてすごくほんわかしました。

そして最後に入場してきたのが、赤いシャツに紺色のオーバーオールのマリオ…マリオっぽい指揮者が走って来てセンターでジャンプパンチ!ぽい~ん!
続いて下手から『3DS』と大きく書かれた大きな3DS(=進行表/台本)を持って現れるMCさん。無論そこに特に触れるでもなく、美しいMCは淡々と進むので、客席からは「ざわ…ざわ…」的な笑いのさざ波が…
さて私はこの第2部を上手く状況説明しながら感想としてまとめることが出来るのでしょうか……( ・ω・)
(※3DS持ってないアレでなんとな~くいきますので、間違ってたらごめちゃいなのです)

何か起こりそうなステージ上に流れるのは、「すれちがいMii広場メインテーマ」
ワクワクする優しいメロディ・ハーモニーを、全員の声で楽しそうに奏でてくれます(´∀`*)

そこに右やじるしの看板を持った黒子さんがふわんふわんして、「おや、誰か遊びにきたようです」のナレーション。
上手から現れたMii…もとい何かのゲームの主人公が自己紹介を始めます。
「ぼくはアルタイル星から来たナイト!ぼくが最近遊んだゲームは…ボンバーキング!

それをきっかけに始まるピアノの高速イントロ!そう!「ボンバーキングのテーマ」…!
パンフレットを見て「あ~やるんだ」とは思いましたが、小芝居挟んでーの、実際混声合唱でやられたときのハードル軽々越えていく感!!
名人の爽やかな超歌唱力のイメージが強いこの歌を、こう料理するか!ナイトさんも歌ってる!ヽ(´∇`)/
個人的には、美しい女声で歌われる「傷ついた~制御コーンピュータ~♪」が面白かったです。
そして高速アウトロをバシっと決めるピアノ!!荒ぶる指揮!!このピアノさんには痺れました。気持ちよかったろーな~聴いてて気持ち良かったもの!(*´ω`*)


再びすれちがい広場へ戻ります。
「入り口に誰か来たようです」と矢印がぴこんぴこんして、現れたのはコック帽を被った…?「プププランドから来たコックカワサキです!」
そして上手からステージ上に現れたのは、クチバシまで被り物がカワイイまるっとしたデデデ大王と、あれ…えっ(つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ピンクの全身タイツに目と口をつけたカービィ…!!

戸惑いと笑いが半々の客席に向けて始まったのが「激突!グルメレース」
デデデさんの出来に比べてカービィの完成度はまるで悪魔…これがかのGAMEバンド4th Concertにも賛助として乗ったCCMの真の実力…!!(・∀・)
グルメレース原曲は、ゲームボーイみたいな音とラッパの高音、ブンカブンカいう金管の低音が代わる代わるメロディを担当しますが、そのときの低音担当の男声がノリノリでとっても良かったです。
中盤曲調が変わる「ランララランララ…」の高速部分も、パートごとにリレーして綺麗に刻んでいくのが見事でした。指揮はおかしかったです(褒め言葉)
そうこうしている間にも客席に現れ、縦横無尽に駆け抜ける細身のカービィ…眼鏡かけてる…(・ω・)
しかしこんな強烈なジャブは、寸劇の幕開けにしか過ぎなかったのです。


三度すれちがい広場へ。仲間達が加わったことで、BGMも合唱にピアニカや笛、鉄琴が加わって賑やかになっていきます。
矢印が動いて、マリオっぽかった指揮者さんが赤いヘルメットを被ると…あら不思議(でもない)スペランカー先生に!!ヽ(´∇`)/

そう、「スぺランカーメドレー」のターン!
お馴染みのやり取り中、ログアウトしていたカービィさん(の中の人)がバスパートとして戻ってくるのですが、一人だけピンクTシャツ(背中にカービィちゃんの顔付き)だった芸の細かさには感動しました。

音取りのように神妙に始まる、ピアノのオープニングから不穏な空気…。
指揮者のスペランカー先生の動きに合わせて、メインテーマ~ファンファーレ~ゲームオーバーを繰り返します。メインテーマ~指揮台のちょっとした段差にやられてゲームオーバーという天丼なんだけど、何度やられてもおかしいw
そして合唱で紡がれるメインテーマの美しいこと!悲しみの増すゲームオーバー!w
ラストは指揮者(先生)が指揮台に横たわり、皆が「死んだ?死んだ??」と覗き込みます。

そこに入る「段差が高すぎたんでしょうか?ではここでCMです!」のナレーションに合わせて、上手から現れたスーツの男性は…たなか社長!


休む間もなく始まる「ペルソナメドレー」のターンです!ヽ(*・∀・)ノ
たなか社長と言えば、まずは「時価ネットたなか」。「あなたの!テレビに!時価ネットたなか~♪」のBGM(もちろん合唱)に合わせて、「CCM印のはるまき粉!このはるまき粉で巻けばなんでもはるまきに!!」と軽快なトーク…!
CCMと言えばこわい、CCMと言えばはるまきですが、まさかここにぶっ込んでくるとは…!はるまきネタを差し置いても、このたなか社長、橋田脚本並みの長台詞を見事にキメておりました…素晴らしかった!!(*´∀`)

「?ひょっとして指揮者、死んじゃったの?」と、未だ横たわるスペランカー先生を一瞥して、たなか社長が腕を振り上げ始まったのが「サトミタダシ薬局店のうた」
中毒性のあるこの曲が、歌詞付きの合唱onlyで再現される贅沢さ!「おくすりや・さ・ん!」のユニゾンがとてつもなく綺麗でした。
たなか社長がスペランカー先生の腹に反魂香を一発決めると、先生が起き上がり指揮を引き継ぎ、社長は一旦ログアウト。

物悲しい曲調に変わり、聞こえるビブラスラップ…スーツの上に白い浴衣を羽織って再度登場のたなか社長が歌います、「サトミタダシ薬局店のうた~平坂店~」、まさかの演歌ver.ですよ!Σ(;・∀・)
隣にもふっとしたカエルさん(※ビブラスラップ係)を引き連れて、堂々熱唱のたなか社長。俺と兄貴の、俺と兄貴の…
特に何をするでもなく、いいカンジに立ちいいところで「カァ~~ッ!」って鳴らすカエルさんの佇まい、表情、どれを取っても持って帰りたかったです。ズルイっす(*´ω`*)

最後は原曲の「サトミタダシ薬局店のうた」に戻ってみんなで楽しく洗脳です。女声の「ラララ…」がセイレーンのように美しく、洗脳っぷりを上げていました。


ペルソナのターンが一段落つき、袖から現れたのは怪しげな金髪白コート。「ひょっとして…ルーファス…じゃないかしら?」と社長が声を掛けると、「たなか社長!」と反応するルーファウスさん。「ルーファウス歓迎式典」の始まりです!

ステージ上に用意されていた電子ドラムのスネア、マーチのリズムにに合わせ、Miiたちが行進します。FF7の歓迎式典イベントを模した演出になっていました。
歓迎式典の曲自体は男声のみで奏でられるのですが、これがまた伸びやかですごい…!雄雄しいBGMに合わせてルーファウスさんの前に集まるMii兵隊、そして最後尾にクラウド…

とにかく格好良い整然とした指揮に合わせ、皆が行進しながら歌っているところにも目を引きました。
他団体でパフォーマンス付き演奏をすると、演者は楽器を席に置いて来ることになるから音を出すことって出来ないと思うんだけど、合唱だからパフォーマンスしながらでも歌える!薄くならない!ヽ(´∇`)/
この前後で「(キャラに扮しながら)歌ってる」って表記をいくつかしてると思うんですが、改めてそれって『合唱』の強みだなと感じました。

ル 「明日は休暇だ、どこか遊びに行きたい」
ク 「遊園地など いかがでしょう」
ルーファウスとクラウドの台詞をきっかけに、舞台はFF7のアミューズメントパーク・「ゴールドソーサー」へ。
暗めなFF7の曲たちの中でも底抜けに明るく楽しいゴールドソーサー。女声の軽やかな「ランラン…♪」というメインメロディに、豊かな男声が絡んで朗らかさが増していました。

ところでゴールドソーサーと言えば、キャラとの好感度によって内容の変わるデートイベントが攻略の一つ。しかしステージ上にいたのはルーファウスとクラウド…まさか…
まさか…と思っていたら案の定!ダンボール製の「かんらんしゃ」に乗って現れる二人…!(;・v・)
(※あからさまにダンボールに「かんらんしゃ」と書いてある/それを持って二人で上手から歩いて登場するだけ/楽しそう)

かんらんしゃの辿り着いた先はおばけやしきホテル。そこには囚われの(セルフ鉄格子の)王様の姿が…。
よくよく考えると無理やり感もあるんですがw、この2部の無駄のないスムーズな流れ・脚本はホントに感心します!(*´∀`)


さあ、既に「すれちがい伝説」のターンは始まっているのです!
白い布を被ったゴーストの後ろ、「タイトル」をバックに王様が、「ゆ~うしゃたちよ、魔法を使うのだー」(CV:若本)と助言!
困ったルーファウスが、合唱隊に戻っていたナイトやコックカワサキさんたちMiiを指名します。「出撃」です!
カービィがデデデのハンマーを持ち出して戦いを挑むのには笑いました。しかしナイトは逃走し、コックカワサキにカービィも逃走し…残されたのは大剣使いのクラウドとルーファウス!

正攻法で挑むクラウドに、飛び道具のエアガンで遠くから攻撃し支援するルーファウス…!その卑怯さ含め、撃ち方や表情もまんまルーファウスで、会場は爆笑の渦でした。
なので、ここは「戦え!勇者よ!」「今回の成果」のメドレーだったそうだけど、音楽の方をあんまり聴けていない…!!w(ノД`)

「勝った!ゴーストを倒しました!」二人の活躍で見事に勝利!
しかし二人の攻撃に倒れてもなお、気だるく動く怪しいゴースト…白い布をバサアァッ!と翻すとそこには!


「貴様は!ギルガメッシュ!」
「おれの怒りが 有頂天になってしまったようだな!」
(ここ間違ってたらごめちゃいです)
「ビッグブリッヂの死闘」キターー!!(*・∀・)

そしてアルペジオのアップダウンが終わった後の「つっつくつっつくつっつくつっつく」ww
あそこをドラム等ではなくて声で再現することにも笑えましたが、合唱パート全員がドヤ顔のこっち見んな状態で揃えてくるインパクト!!
気付かなかったけど、こっち見んなの中で「カッ」してる方もいたらしく…見たかったなー!w(*´∀`)

ステージ前方では寸劇が続きます。ギルガメッシュとの戦いを見守りつつも歌って待つ王様、カービィさんを斬ったり、二刀流で指揮する自由なギルガメッシュ。
曲の方も、音数が多いので声で表現するのに限界があるんでしょうが、編曲で上手くカバーされていました。

そしてついに「おれもクラウドとイチャイチャしたかった…」と地に倒れるギルガメッシュ。
曲はFFの「勝利のファンファーレ」から、再び「すれちがいMii広場メインテーマ」へと戻ります。
ギルガメッシュの死を剣でツンツンして確認した後、Miiたちが手を取り合い大団円。なんだこの劇団!!wwヽ(´∇`)/
「また明日も、すれちがいMii広場でステキな出会いがありますように!」とナレーションが入りフィナーレです。
ここまで30分!30分でこの盛りだくさん、シンジラレナイ!!(・∀・)

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再び15分の休憩から、正統派の曲目が並ぶ[第3部]へ。
入場してきたCCMの皆さんは、上下ブラックの正装に、濃い青のタイやチーフを巻いてクラシカルな雰囲気です。

他団体からの電報紹介の後、司会者さんから
「今回の演奏会がCCMにとっての正式リリース版になります。記念すべき初回限定版ですが、…特にございません。
特典として、その記憶をお持ち帰り頂けるよう第3部も精一杯演奏して参ります」
(要約)とのご挨拶がありました。


「懐かしのゲームCMソング」からということで、幅広く耳馴染みのある「ファイアーエムブレムのテーマ」が先陣を切ります。CMで流れていた日本語歌詞の付いたオペラ風のアレですね。
ピアノの勇ましいファンファーレから始まり、「ファーイア~エームブレムッ 手ーごわいーシミュレーションッ♪」と、朗々とした男声ソロが歌い上げます。
その後も女声~男声と繋いでいくのですが、CCMとしてステージで演奏されるのは4度目ということで(※パンフ参照)、その歌いっぷりも堂々としたものでした。

他団体さんで聞けるFEのテーマは、フルオケや吹奏楽などかなり厚みのある伴奏に歌が乗るのが主ですが、CCMさんの場合、軽快なピアノと歌声だけでそれに勝るとも劣らないFEのテーマを聞かせてくれました。
ノって、皆がまとまるところはグワッと迫ってくるし、それに呼応したようなフィナーレ前の華やかなピアノも圧巻の一言でした。


ピアノさんが一旦チェンジし、続いてFF3アレンジアルバム『悠久の風伝説』より、「Roaming Sheep」
当時珍しかった民族系の曲調と、おおたか静流さんの力強い歌声、意味の深い英歌詞に強く惹かれ心に残っているという方も多いのではないでしょうか。私もその一人です(*´ω`*)
まさにCCMさんの演奏会だからこそ出来る一曲ですね。

原曲通り低めの女性ソロ(アルト)から入り、そこに他パートの声がしっとりと加わっていきます。
難しい原曲ですが、動きのある中盤での豊かで美しい歌声には惹き込まれました。その歌声の多彩な表情に合わせて、ピアノパートも踊ってほしかったなーというのが正直な感想です。(´・人・)

ccm131207_08.jpg
左:『ファイナルファンタジー1987-1994』
右:『花/ベストセレクション~VOI』
おおたかさんのベストセレクションは、「こんなすごい歌(Roaming Sheep)を歌ってる人の、他の曲も聴きたい!」と学生当時買ったのでした。ホントにそればっか聞いてたな~(*´v`)



さて、ここから「一体どうやって歌うつもりなんだ…」ゾーンに突入です。再びピアノさんが交代しての「聖剣伝説メドレー」
一呼吸置いて構える空気はまさにラストダンジョン、ラスボス前の神妙な面持ちです。1部2部とは違った正統派指揮で挑みます。

ピアノパートの他にグロッケンが加わった、3の「Meridian Child」から。声だけでも美しいのでしょうが、みんな大好きMeridianのあのイントロをグロッケンで再現することで更なる吸引力を発揮します。
疾走感を纏い、一気にマナの世界に引き込んだ後に待ち受ける、声とピアノの豪奢なテキスタイル。
勇ましくも悲壮感のあるドラマティックなこの曲を、CCMの面々はなんて満ち足りた顔で歌うのか!そして、その高揚感あるメロディやベースを崩さず助長するピアノ!
「コール・クリスタル・マナ」渾身の、マナの世界の幕開けを予感させるオープニングでした。

ダーン、ダーンとピアノが低音を強烈に2回打鍵して、2のオープニング「天使の怖れ」へ。
ここはピアノパートメインで、そこにグロッケンのアルペジオや合唱が薄く加わるような編曲でした。
超有名曲で透明感のあるシンプルな曲だからこそ、変な派手さやバランスの悪さはすぐ違和感に直結してしまう。上手く合唱の間を縫うように演奏される絶妙なピアノ、ため息が出るほど本当に上手でした。

そして玄人好みの「暗黒星」。ピアノとグロッケンを従えていることを考えれば納得の選曲でしょうか。
重々しい雰囲気で声が重なっていく中、ピアノの深々とした高音のアルペジオが映えます。「The Unsung War」とはまた違った重厚感がとっても神秘的。
中盤は(音取り…ご苦労なさったんだろうな…)という菊田和声に圧倒されました。
SJBさんのプレイング菊田のときもそういう話してましたが、原曲聞いてる分には心地良く聞けるけど、いざ自分で演奏するってなるとなるほど鬼畜譜面だぜっていう。

「暗黒星」の陰鬱な雰囲気をそのままに、神秘的なアレンジの「子午線の祀り」へ続きます。このままメロウにいくのか…と思いきや、闇を切り裂くピアノの高速アルペジオイントロ!
前半は女声だけで情熱的に攻め、疾走感のある男声パートが後を追う。入れ替わり、それを下から支える力強い女声パート。おそらく声で難しいところはピアノがサポートする、3つのパートの目まぐるしいやり取りに興奮させられる良編曲でした。
楽器で演奏するのもしんどくて技術が求められる「子午線」、歌っている皆さんの表情もさまざま。苦しそうな顔の人、入ってる人、曲同様解放的に攻めてる人。
これだから演奏会を「見に行く」のはやめられないんだよなぁ。トータルで素晴らしいステージでした。

聖剣メドレー、ラストはイトケンさんの「Rising Sun」
最初にグロッケンが数音鳴らしてから穏やかに始まります。ピアノの伴奏に男声だけのたおかやなメロディ。続いてアルトさんがしっとりと引き継いだその癒しの空気は、まさにマナの樹の下に佇んでいるようでした。
ここまでテクニックや編曲の凄さを味わわされた感もありますが、最後は素朴で美しいメロディを、シンプルに豊かな歌声だけで響かせる構成もすごく染み入りました。
ここまで書いてこなかったけど、曲が終わるときの音の消え方も絶妙で綺麗なんですよ。「声」ならではの妙技なんでしょうか。

ちょっと逸れますが、この演奏会当日の12/7から、聖剣伝説2・3の森のイラストを描かれた磯野宏夫さんの遺作展が表参道で開かれていたんですよね。
この演奏会前後に足を運んだ方にとっては、また感じ方が違う「聖剣伝説メドレー」になっていたのではなかろうか、です。
私は結局行けなかったんですけど…泣いてない…(つд;)


第3部のラストを飾るのは、表題からして「無茶しやがって…」感が否めない「スクウェア系バトルメドレー」
オケや吹奏楽なら「バトルメドレー」と言われある程度想像はつきますが、合唱でのバトルメドレー。チラシで演目を見たときから気になっていたプログラムでした(;・ω・)
「ルーファウス歓迎式典」のときにもお世話になった電子ドラムに女性が座り、[合唱+ピアノ+ドラム]の編成になります。

ピアノさんが「ララララララソソララララララソソ」のイントロを弾くだけで\ピコーン/となる「FF4バトル1」がトップバッター。
そこに軽めのドラムが加わり、合唱がメロディを奏でます。男声の主旋律がとにかくカッコイイ!
「合唱で出来るんだなー(*・∀・)」と、1曲目からグイグイ引き込まれます。

男声のリードから「ロマサガバトル1」。別記事で書くつもりですが、イトケンさんの曲はとにかくメロディアスなので歌ってて気持ち良さそうです。
「FF5決戦」のイントロ、「クロノ世界変革の時」は、男声の刻みがすごくキレイだった!
「FF4ゴルベーザ四天王とのバトル」は、力強い男声に絡む美しい女声が原曲のイメージ通り。しかしすごく難しそうだった…!

低い男声から高音の女声へ積み重なっていく「セーガー」「妖星乱舞」は、ラストの高音が澄んでキレイだった!
そしてバトルメドレー終盤の「魔王決戦」は、流石に苦しそうではあるけれど力いっぱい盛り上がって響かせてくれました。
最後は本日2回目の「勝利のファンファーレ」!一気に明るい雰囲気になり、苦しい闘いを勝ち抜いたCCMの皆さんもにこやかでした。
このファンファーレ、ピアノさんのアレンジが好きすぎました…!ヾ(⌒(_*´ω`*)_

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ここでCCM代表・mayuriさん(パンフ表記に順ずる)からのご挨拶がありました。
(※ちょっと寄り道するので飛ばして頂いても宜しいですよ(・ω・))

コミュニティを立ち上げた4年半前はメンバーも4~5人でパートも揃わず、楽譜もなかったのに、今ではこのような演奏会を開催するまでに至りましたと。
一つ心配だったのが2部だったけれど、観客の皆さんが暖かい空気で包んで下さったので、団員一同励みになりますということ。
こうやってCCMとして演奏会を開催するのは、夢の夢でした、というお話をしてくれました。

「4年半」と言う年月だけ見ると、「最近じゃん」ってカンジもしますが、アマチュアゲーム音楽団体の中でも特殊な『合唱』というジャンル。
そこで活動を決め、人を集め、他団体と情報交換やコミュニケーションを取って、賛助という形で経験や実績を重ねながら、40人弱の団員でこの12/7を迎えられたこと、その4年半って決して短くなかっただろうな、と思うのです。

個人的な話になりますが、私が代表のmayuriさんと初めてお会いしたのは、2年半前くらいの4starオケのスタッフ打ち合わせのときでした。
私がメインスタッフで、mayuriさんはCCMとしてステージに乗りながら当日のボランティアスタッフとして参加されるということだったのですが

この、会って5分もしないうちに(この人ただの天然じゃない…)とおk把握可能なmayuriさんのただならぬ天然感。
癒し系?違う、ただの癒し系や天然だったら、今ここまで「はるまき」とか大流行してないです。
特別深くお付き合いをさせて頂いているとかじゃないですが、諸所の演奏会などでお会いするとご挨拶して、(ああ今日もmayuriさんは平和だ、かわいい)と未知なるはるまきの力を頂いていました。

そのmayuriさんがこの「代表の挨拶」において、キリッと前を見据えて、感謝の言葉を淀みなく連ねる姿に、この日一番グッときていました。
この人の中にこれだけの情熱や揺るぎない決意があったから、CCMさんは今のメンバーになり、今日を迎えることが出来たんだなぁと思うと、なんかもう泣きそうでした。

一人一人がポテンシャル高いCCMメンバー、mayuriさんはそれを支える誇れる代表、団内外から愛される代表さんなんだろうなぁって改めて痛感しました。
私はまだ真の姿を知らないのに、ごめんねmayuriさん(*・ω・)

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「ゲームのシーンを再現してお送り致します」との紹介から始まった[アンコール]

静かに優しく始まるピアノのイントロ、数音でFF6の「アリア」だと分かります。
ここ数年、オペラ歌手や歌い手さんを招いて「マリアとドラクゥ」として演奏される演奏会も増えていますが、今回のアリアは[合唱+ピアノ]。歌を支える演奏も、弦楽器や管楽器ではなく「声」なのです。
しかも、「ゲームのシーンを再現してお送り致します」って言ったのに!上手袖から現れたマリアは、ショールを羽織ったショートカットで眼鏡の女性。2部のコスプレ三昧を思えば、とてもゲーム内のシーンに「近付けた」とは言い切れません。

「いとしのあなたは とおいところへ」
ステージ前方、中央でそう歌い始めるマリアは、等身大の、CCMのマリアでした。
この中の人に、マリア(セリス)と同じ気持ちがあるのかどうか分からないけど、でも、あるんじゃないか覚悟しとけよ的に情感のこもった歌声。人の恋路を歌っているようで、恋心だけではない自分の想いを綴っているような。
出で立ちや演出じゃない、マリアさんが歌声と表情で一瞬にして作り出した空気にすごく泣かされました。

切なげに歌うマリアに寄り添うアルト、上から見守るソプラノ、後ろから支えるテナーとバス。
中盤男性が現れ、マリアとドラクゥの二重唱になります。これもまた、マリアの気持ちに応えるような爽やかで伸びやかな声でした。
しんみりとした美しい間奏では、きちんとバラの花束を(客席に)投げ入れるシーンもありました。再び大サビに入る前に深呼吸するところと合わせて、もうお芝居を観ているようでした。
ラストは力強く優美な合唱がホールを包み込みます。後ろからこれだけ声が迫っているのに、凛として突き抜けるドラクゥの声、ステキでした。まさにマリアを守る・想う声だったと思います。


演奏会、ラストのラストはFFシリーズより「メインテーマ」
超王道曲ですが、それが返ってこの「初回限定版」に相応しいエンディングになったのではないかと思います。
男声の優しいソロから始まり、それが女声へとゆっくり紡がれていく序盤。男性2人での二重唱から女性2人の二重唱へと繋ぐ中盤。
そうやって丁寧に渡された襷は、最後にフルメンバーでの合唱へと引き継がれます。アカペラなんです。
このまま感動のフィナーレへ向かうのかと思いきや、終盤男声パートが「FF1街」をひっそり絡ませます。最後にはじまりの街へ戻ったんだね。

これを歌い上げれば皆で作り上げた演奏会が遂に終わるのか、終わってしまうのが惜しいのか、CCMメンバーそれぞれの様々な感情が歌声に乗っている気がしました。
いろんな演奏会で聞くことが出来るようになった「メインテーマ」だからこそ、演奏技術・編成・編曲以外の味付けというのは、この先楽曲を楽しむ要素の一つに成り得るような気がする、そんな温かい歌声でした。

ccm131207_07.jpg

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最後の一曲を歌い終えて、肩の力がほうっと抜けたようなステージのメンバーさんたち。そこに終演のアナウンスが入り客電が点きます。
通常ここで観客側は「あ、ホントの本当に終わりなんだな」と席を立ち帰ったり、客席でアンケートを書いたりおしゃべりしたり「終わったなう」したりします。
最近だと、「お見送り曲」のようなサービスステージを設けている演奏会もあるので、それを聞きながら帰り支度というのも良くある終演後の風景です。

ところが、ステージ上の皆さんが平台から降り、最後のお一人が袖に捌けるまで拍手は止まなかったのです。
わたし木っ端なりにいろいろ演奏会行ってるつもりだけど、こんな明瞭に盛大な拍手で奏者を送り出す演奏会には初めて立ち会いました。
確かに、今まで賛助してきた他団体さんが多く客席にいたこともあるでしょう。それを内輪という人もいるかもしれない。

でも、仲間内の演奏会というだけではこんな拍手起こらない。『合唱』という難しいジャンルで新たなゲーム音楽演奏会の扉を開け、念願だった初めての演奏会を無事に成し遂げたCCMのみんなを讃える、心からの賛辞・感謝・期待がそこに集約されていたんだろうなと感じました。
ホール全体がキラキラしていて、本当にいろんなパワーに溢れていました。

トータル2時間ちょっとの演奏会でした。中身がみちっと詰まっていたこともあり、あっという間に感じているのにものすごい充足感(*´ω`*)
数分で勝負するコンクールと違って長丁場の『演奏会』、しかも自分の声を出し続けなければならないので、その力加減や体力との闘いが如何ほどかは、正直想像出来ません。

基本4つしかないパート、楽器と違ってフル稼働でお休みも少ないはずです。会期中2回の休憩で足りたのでしょうか。
「風邪を引かないように」ではなく、常に声や喉に気を配って練習を重ねてきたメンバーの頑張りを含め、『合唱』にはまだまだ知らないことがいっぱいあるなーと改めて思ったのでした。

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撮ってたものをちょいちょい(*´ω`)ノ

ccm131207_04.jpg
パンフ曲紹介部分。編曲担当さんたちのコメントもついてバラエティ豊かです。

ccm131207_05.jpg
ロビーにあったホワイトボード。『CCMへの応援メッセージをお願いします!』のコーナーでした。
これが第2部と第3部の合間の休憩時。


ccm131207_06.jpg
(※クリックでちょっとだけ大きくなります)
これが終演後。安定の揚げ物(+どせいさん)率の高さ…!果たしてこれが応援になっているのでしょうか、私もはるまきを描きました。あきぱこさんはかわいいです。


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最後に所感を処々。
自分の中で、『歌』と『舞踏』というのは、芸術表現の中でも別格であると考えていました。人間の身体ひとつで出来てしまうから。
曲の良さや所作の良さにも左右されるのかもしれませんが、本当に魂の篭った歌や舞踏には、楽器演奏なんかじゃとても敵わない。人間が人間そのもので生み出すエネルギーは圧倒的で、心の奥底にある感動の引き出しを無差別にこじ開ける、そんな感覚になるのです。
それを高校生あたりからずうっと考えていて、考えているだけで特に考究するでもなく答えを求めるでもなく今に至りました。

今回『歌』を聞いて、改めて「歌の力」を感じました。この場合、「だから合唱団体の方が上だよね」って話じゃないです。
歌詞がなく、「ランラン」や「ルールー」だけでも、歌声だけで喜怒哀楽が表現できる。それが喜怒哀楽だと分かるのは、聴き手の私達も歌を歌えるからなんですよね。フルートやヴァイオリンは弾けなくても、歌は歌える。
感情を共有出来る行間が多いからこそ、最後のあの拍手に自然と繋がったんではないかなと、そんな感じがしました。

また、演奏会を聞きに行くとき、私ついパーカッションさんを見てしまうのです。
単純に最後列で演奏も目立つってこともあるんですが、どの団体にもパーカスさんの中に必ず一人「ノリノリ型」がいるんです。だから見ちゃう。
他の楽器と違い大体立ってて、口元を中心にお手隙になる箇所が多いので、「演奏してて楽しい!」を始めとしたいろんな感情が身体全体に表れやすい・表してもいいパートなのかなーって思います。
でも絶対、口や顎や手足が動かせなくたって、「楽しい!」って気持ちは他のパートも一緒なはずなんですけど、そう考えると目立ちやすいパーカスさんはズルイな~っても思います。笑

それが今回、「合唱」に同じことが言えたのではないかなぁと思いました。動きを制限されない、っていう点では一緒だしね。
フレージングに合わせて身体を揺らしたり、思い思いの表情を付けたり(出てきちゃったり)。例えば60人いて数名のパーカスさんのそんな自由な部分を見て泣けるんだから、40人が全員感情を露にしてきたらそれはマズイです。心を鷲掴まれないワケがない!!ヽ(´∇`)/

「初回限定版」では、割とオーソドックスな演奏でしたが、今回・そして第2部の好評を受けて次回はもっとアグレッシブな歌い方・ステージになるかもしれません…よね…。
『合唱のゲーム音楽団体の演奏会』としては本当に始まったばかりなので、これから歌い方/編成/編曲/演出と、いろんな試みを如何様にもしていくんだろうなと思うと、楽しみでなりません。

歌からは逸れますが、何と言っても特筆すべきはピアノパートの暗譜のお姉さん。あの方がTMMさんと兼任の方だと、だからこのピアノなのだと気付いたのは「Snowman」のあたりでしたが、本当に素晴らしかったです。
『「合唱とピアノ伴奏」ではなく、「合唱パートとピアノパート」と呼ばれたい』、というようなことを仰ってましたが、まさにその通りでした。
メリハリを効かせ表情を付けながら歌声を縫うあの演奏は、CCMさんの演奏会じゃないと聴けません。合唱に加えピアノまで堪能できるなんて思っても見ませんでした。
意外にもCCMさんとTMMさんは兼任さん結構いらっしゃるんですよね。ほら、例えば、あのピンクの… …

改めまして、『初回限定版』の開催・成功おめでとうございました。
CCMの皆さんはもちろん、関わったスタッフの皆様もお疲れさまでした。合唱や編曲のみならず、構成や脚本(?)も素晴らしかったです。
400というキャパを活かした細工や演出もとっても温かみがありました。

また、CCMさんの繰り出す笑いや感動を共有出来る観客パートもあってこその、今回の演奏会だったなぁという心持ちもあるのですが、本当に「ゲーム音楽が好き」「表現することが好き」「仲間が好き」が詰まった、すごくすごく幸せな演奏会でした。
今後も色とりどりの歌声を響かせて、「合唱」の素晴らしさ、可能性をもっともっと教えてください!(*´∀`*)

また、安定の長文をお読み下さったあなたにもー!本当に有難うございました!!ヾ(*´∀`*)ノ


(mayuriさん以外にも、存じ上げている団員さんはいっぱいいるのですが(一方通行含め)、今回は敢えて匿名にさせて頂きました。皆さん本当にお疲れさまでした!ヽ(*・∀・)ノ)


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◆ここからは私のボーナスステージなので、もっとお時間の許す方だけ推奨。

一方的だけれど、私が『Chor Crystal Mana』という人たちときちんと会ったのは、2011年10月2日、先述の「4starオーケストラ」というゲーム音楽のお祭りでのことです。
夜公演の第3部・「蘇る緑」の前に休憩があり、そこで袖のドアを開けてCCMの女性陣をステージに送り出すという役目。ステージスタッフとして本番直前にもらった指令でした。

その時のことは、当時のブログでも書いています。
◆4starから1週間(´・ω・)(2011/10/10)
 http://gyuuhi.blog120.fc2.com/blog-entry-181.html

控え室から女性メンバーを誘導し、下手袖で皆さんに待機してもらうまでが第一段階のお仕事。
このときの女性メンバーは11人。男性もそうですが、メンバー全員はステージに乗れなかったのだと当時仰っていた気がします。

暗い舞台袖で、お互いを鼓舞する女性メンバーの表情はとても明るかった。乗れない他のメンバーの魂も背負って、アンコールの『Mother』まで決めてくる!その意思や情熱が溢れていました。

そして演奏が休憩に入り、上手から男性陣が、下手から女性陣が入場する瞬間がやってきました。
これから本番だというのに、ドアを開ける私にハイタッチせんばかりの笑顔を振りまいて光射すステージに出て行く皆。
演奏を終えたときの表情も然りですが、あのときの皆さんのキラキラした顔は忘れられません。

それを振り返って、『初回限定版』はフルメンバーで挑んだ、自分達で作り上げた自分達の演奏会だったんだろうなと、最後の最後に改めて思いました。
この先も光射すステージで、仲間達と歓びの歌声を響かせる機会にたくさん恵まれますよう。
本当に素晴らしい一日でした!(*´ー`*)


追伸:隠れどせいさん見つけました!褒めてください!!!ヽ(*´∇`)ノ



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