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2013'11.14.Thu

ピアノレストラン2ndに行って来た!ヽ(*´∇`*)/

11月、秋から冬の導入部へとひとっとび、毎朝オフトゥンに完敗を繰り返しているshiinetです。

そんなぬくぬくおふとんさまの制止を振り切ってこの11月4日、『ピアノレストラン 1st Concert』に続き、『ピアノレストラン 2nd Concert』に行って参りました!ヽ(´∇`)/

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(正直これを作ってなかったらあと5日早く感想を上げられたんじゃないかって思うよね…(・ω・))

1stの感想を書いた時に、「2ndもあるよ!」と言ったのがおよそ1ヶ月半前、触れただけのつもりがまさか2回目も聞きに来ることになるなんて…しかも5年に1回来たらいい方のオサレシティ横浜…!!

しかも今回は、『著名ゲームの作曲やピアノアレンジを演奏した面々が出演し』
『1st Concertに比べ、よりアコースティックな内容となっており、それぞれのピアニストの演奏を存分に堪能することが出来る』(※2083コンサート情報より抜粋)という2nd Concert!!

今までも2083主催で、作曲者本人をフューチャーしたライブやコンサートは多々ありましたが、今回は谷岡さん・坂本さん・中山さんと著名な方を3人一遍に見られるコンサート!
しかもしっとりアコースティック系、御本人達の演奏やトークを間近に見られるという、ファン垂涎のステキコンサートです。

131104pr_02.jpg

因みに、今回の『2nd』は「様々な音楽のジャンル・性別や年齢を超えて、横浜の町中を音楽イベントいっぱいにして楽しもう!」というコンセプトの音楽フェスティバル、「横浜音祭り2013」に参加していたため、「横浜アーツフェスティバル実行委員会」さんが共催だったようです(*´ω`*)


そんな横浜の音祭りに一花添える我等がゲーム音楽の演奏会、続きは以下からどうぞです♪(*´ω`)ノ

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│ピアノレストラン 2nd Concert
│2013/11/4(sun) 17:30start @ランドマークホール
│出演:谷岡久美/坂本英城/中山博之/
|     尾池亜美(Vn)/内田佳宏(Vc) (※敬称略)


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【谷岡久美 (Piano)】
M01 - Memories of Ring of Fates(ピアノメドレー) 
 『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル・リングオブフェイト』より

M02 - メインテーマメドレー、You Always Make Me Happy!
 『ラグナロク オデッセイ エース』より

M03 - 星月夜
『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル』より

M04 - 光ノ風吹ク丘
『ピアノ・コレクションズ ニーア ゲシュタルト & レプリカント』より

M05 - Awakening
 『FINAL FANTASY XI』より

【坂本英城 (Piano)、尾池亜美 (Violin)、内田佳宏 (Cello)】
M06 - Prime #7 『無限回廊』より

M07 - 手紙 『428 ~封鎖された渋谷で~』より

M08 - 怪獣が出る金曜日・ラストテーマ 『怪獣が出る金曜日』より

M09 - ウタカタ、鬼討ツモノ 『討鬼伝』より

M10 - The Final Time Traveler 『TIME TRAVELERS』より

【中山 博之 (Piano)】 (『PIANO OPERA FINAL FANTASY』より)
M11 - トロイア国 『FINAL FANTASY IV』より

M12 - 街メドレー 『FINAL FANTASY I~III』より

M13 - グルグ火山 『FINAL FANTASY I』より

M14 - 魔導士ケフカ、幻獣を守れ! 『FINAL FANTASY VI』より

M15 - はるかなる故郷、ビッグブリッヂの死闘 『FINAL FANTASY V』より

【アンコール】
EC01 - プレリュード~オープニングテーマ
 『FINAL FANTASY』より

EC02 - 勇者の挑戦~そして伝説へ
 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』より


お洒落を散りばめまくった横浜みなとみらい、今日はちょっと肌寒い。
圧倒的っ…!カップルと家族連れの間をすり抜けて、辿り着いたランドマークタワーの5階に、今回の会場ランドマークホールがあります。

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今回も、前回同様メニュー仕様で御三方のセットリストが並んでいました。畳んで左側が表紙、右側が支配人(主催)からのご挨拶です。
(※クリックするとちょっとだけ大きくなります)


開演して、藍色の照明に包まれたステージにまず現れたのが、今回のピアノレストラン2ndの三人のアイ●ンシェフトップバッター、谷岡久美さん

こないだTMMさんの演奏会でゲストとして出演されたのを見たときには、金茶髪のショートカットにジーンズ姿のボーイッシュな感じだったけど、今回はノースリーブでワインレッド(クリムゾンレッド?)のワンピースドレス、黒いハイヒールにキラキラしたロングピアスで、まさに紅一点を押し出した装い!カワイイ!ヽ(*´∇`)/(※尾池さんいらっしゃいますけど)

優しいイントロから始まって、情感ある豊かなメロディが美しい『Memories of Ring of Fates』から始まります。
ストーリーがギュッと凝縮された抑揚ある3分弱の曲と、繊細且つ力強いピアノの音色で会場が空気が一気に変わります。

弾き終わり、一息ついた谷岡さんの元に「いやーいやいや」と現れたのが、今日のもう二人の主役、坂本さんと中山さん。
谷岡さんを中央に3人が揃い、坂本さんが「どうもーいきものががりでーす!いやこれがやりたかったんですよー」と、先程の余韻を洗い流すかのようにトークはいきなり全開!ヽ(´∇`)/

坂本さんは雨男だそうで、「マーくんの勝率より上ですからね」とドヤ顔すると、谷岡さんが「それ全勝じゃん」と、時事ネタを織り交ぜて笑いを取って会場を暖めます(*´∀`)
(確かにこの日は午前中雨で、日中も雲行きは怪しかったのです)

初っ端から仲の良さというかフランクな感じでトークを回す2人。マイクを持ったまま話に混ざらずにぼんやりしていた中山氏に
「どうですか中山さん」「…あっ、聞いてませんでした」
…冒頭から3人の関係性が垣間見えるMCでした。

「ここが終わると後は最後の方まで、3人で揃うことはないですからね」と言うことで男性2人は一度降壇し、再び谷岡さん1人のターン。
「先程の曲はファイナルファンタジークリスタルクロニクル…(長い沈黙)…どっちだっけ…」
前回(1st)のピアノレストランもカジュアルな趣きでしたが、アコースティックを押し出したという割には2ndもなかなかカジュアルそうな予感です!よ!ヽ(・∀・)ノ

曲紹介を交えながら、続いて『ラグナロクオデッセイエース』から『メインテーマメドレー』
『ラグナロク~』は、今年の8月末に発売されたばかりのPSvita狩りアクションゲーム。
発売直後・サントラも出ていない状態で、作曲者本人の演奏を生で聴けるというのはなかなかに贅沢な時間だったのではないかと思います。
カッコイイ『メインテーマ』と、アキバ系キャラのテーマだそうな『You Always Make Me Happy!』のメドレーでした。
曲に合わせて照明がウォームな暖色系になったり、また元の青系に戻ったりするのがとてもキレイで、またこれだけのボリュームある、繊細な、力強い、様々な表情を持つ曲を弾き終わると、谷岡さんが「サパッ!」と鍵盤から手を離して姿勢を楽にするのがすごく可愛かったです(*´∀`)

続いて、「一番思い入れのある曲」だと言うFFCCの『星月夜』へ。
「家族っていいな、故郷っていいな、と思いながら聞いて頂けると…」という案内から、美しい単音をゆっくり重ねていきます。
ただただ優しく綺麗な曲で、進むごとに旋律が表情を変え音が厚くなり、広がっていくのにすごく惹き込まれました。いつの間にか満天の星空の下にいて、風景の一つとして曲を耳にしているような不思議な感覚に陥ります。
確かに大事な人といる時に聴きたい、素敵な一曲でした。

4曲目は、岡部啓一さん作曲の『ニーア』のピアコレ・『光ノ風吹ク丘』
温かみあって穏やかな『星月夜』とは空気を変えて、神秘的でしっとりとしたイントロから始まります。
これも段々曲調が高まっていくんだけど、そこに辿り着くまでは女性ならではの優美なタッチで、クライマックスからは力強さに変化するのに思わず感嘆。しかもそこにシフトするのがとてもナチュラル!
谷岡さん好きの方から「谷岡さんのピアノは男らしいよ」と聞いていましたがなるほどこういうことか…!(・∀・)

谷岡さんのターン、ラストは『FFXI』より闇王のテーマ『Awakening』
TMMさん演奏会でゲストにいらした時に触れていたので、聞けるかな!と楽しみにしていた一曲でもありました(*´ω`*)
スクエニさんから発売の『クリスマス・コレクションズII』で、この『Awakening』が参戦すること、「(クリスマス~では)闇王の品位は落ちるかな、でも今年XI11周年だから、威厳ある闇王を弾いてみようかな」というMCから、軽やかにイントロイン!
それに合わせてステージ後部に4~5基あったスタンドスポットライト(これの正式名称が分からなかった…!)が、下からバッ!と点灯するのが格好良かった!ゾクっとした…!(*`艸´)

有名曲なので最早ですが、軽やかだけど力強いイントロから始まり、迫るような曲調を丁寧な打鍵で盛り上げたと思いきや粛然とした曲調へ。中間部の左手の永久アルペジオが凄まじく綺麗で素晴らしかったです。
繊細と重厚を幾重にも折り重ねる「男らしい」凛としたタッチ、本当に痺れました…!
(御本人が作編曲してるんだから当然なんですが)曲の抑揚に谷岡さんの弾き方がものすごく合致して、終始圧倒されてました。
そしてまた、弾き終わった後の「サパッ」という軽い感じ!本当にチャーミングな方だー!(*´∇`*)

闇王さんにお会いしたことがないので改めて存在が気になったり、「品位の落ちた闇王=クリスマスコレクションのAwakening」というのも非常に気になるのでありました…。

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10分間の休憩の後は坂本英城さんのターン。
いつもはジャージスタイルが愛らしい坂本さんですが、今日はノーネクタイのジャケット姿で割とレストラン仕様でした。でも足元はスニーカーだったの見逃してないぜ…!(・∀・)
今回は、ヴァイオリン(Vn)の尾池さんとチェロ(Vc)の内田さんを引き連れてのトリオスタイルで提供してくれます。

チューニングの後(チューニング大好き!)始まった1曲目は、『無限回廊』より『Prime #7』
ヴァイオリンとピアノの掛け合いから始まって、チェロが加わり、一気に某王宮みたいな優雅な雰囲気に包まれます。
綺麗なチェロソロだな~と思いふと壇上を見たら、「えっ、チェロ立って弾くの!?Σ(´Д` )」とビックリ…内田さん、立って弾いてるんです!椅子は用意されてるけど!
ヴァイオリンの尾池さんが立って演奏されてるのは分かるけれどもこれは新鮮…(これはまた後述(・ω・))
アップダウンを軽やかに奏でるVnと、豊かな音色で絡むVcがすごく清廉でエレガントでした。

曲が終わると、改めて坂本さんからご挨拶です。
1曲目から息ぴったりで旧知みたいな雰囲気でしたが、なんと10日前に飲んだのが最初で、それから1回合わせて今日を迎えたということで…にしては息合い過ぎだし音の具合も気持ちいい…!
『Prime #7』は海外で評価が高い曲らしく、坂本さんが「耳コピ出来ないように作ったのにyoutubeでupされるんだよーすごいよねー」と仰ってました。

『428~封鎖された渋谷で~』より『手紙』
優しいピアノのイントロから始まって、叙情的な弦が重なっていきます。ピアノ伴奏によるVnソロは歌うように滑らかで、迫るものがありました。
本当に坂本さんのピアノは柔和で優しいですね…。それをしみじみ感じさせる、静かなピアノソロで幕を引きます。
この『手紙』はゲーム中1回しか流れないのに人気があること、舞台は渋谷だけど「四谷」だと思っている人がいることなど、裏話と笑い話を混ぜて進んでいきます。また3人いるのでトークが弾むのです!(*´∀`)
坂本さん曰く、「自分でも気に入っている曲でございました」とのこと。

「しっとり系が続いたので元気が出る曲を…」ということで、『怪獣が出る金曜日・ラストテーマ』のターンへ。
昔の特撮番組は金曜に放映されることが多く、『「怪獣は金曜に出る」と思っていた』というようなゲームの解説から始まります。それはノスタルジックでもあるよね、という話もあってか、照明の色が金曜日の夕方を髣髴とさせる濃いオレンジ色に変わります。
初っ端からドラムのようなVc、指板?チェロの腹を打ってリズムを刻みます。本当に合わせたの1回だけなの?ってくらい息が合っていて、音の消える間がすっごくキレイ!
行間が揃っていてキレイなので、曲全体の賑やかな感じがより際立ちます。すごく楽しい曲でした(*´ω`*)

一息ついて、「イメージアップを図るための今回のピアノレストランなんですよ」という坂本さんのトークコーナー。
いつもはジャージ(TEKARU)のイメージが強いので、今後は真面目路線で行きたい!という完全に突っ込み待ちの振り!
案の定、両サイドのお二人に「今までのファンの方はジャージを見たいと思うんですよ」「(ジャケットの)下にジャージを履けば…」と次々突っ込まれてましたヽ(´∇`)/

引き続きトークはノリノリで和風ゾーン、『討鬼伝』へ。「元は和だけど、今回の編成は西洋でクラシカルに」とのことでした。
ここで、チェロの内田さんが立って演奏していることに坂本さんが触れます。「こんなに立って弾くの初めてです」「僕も見たの初めてです」だそうでw、『(座って弾くと)音のバランスが悪いので…』という理由からでした。
「それカッコイイ理由じゃないですか!」(@坂本さん)だって(*´∀`) 掛け合いもカワイイ。
結局この坂本ターンは終始コントラバスに近い感じで演奏されていて、「人生初の全立ちで、自由を満喫しています」と内田さんはチェロと踊ってみたりしていました。
で、坂本さんは何故か尾池さんに振ってチェロみたいにヴァイオリンを立てて演奏させようとしていたり、もう自由が過ぎるw
全立ちのせいもあって「いつもよりドキドキです」と言う内田さんに、坂本さんが「ドキドキトリオとして次の曲へ」と被せてようやっと曲へ(*`艸´)

まずはゲーム拠点のウタカタの里のテーマ、「作曲者本人が演奏してみた」という坂本さんの動画も上がっているでお馴染みの『ウタカタ』
ピアノ伴奏にVcのメロディが長閑なんだけど、郷愁を誘うような温かい心地にもさせられます。原曲でも笛と尺八が交互にメロディを担当するのを、VcとVnで再現。
ピアノの伴奏も加わって3つの音が絡まっていくのが、曲調も相俟ってほろほろ溶けていくような、癒される感じでした。

一呼吸置いて、同じく「作曲者本人が連弾してみた」でお馴(ryの『鬼討ツモノ』へ。
癒しの『ウタカタ』とはガラリと異なり、いきなり激しい曲調に!先陣切って歌い上げるVnがとにかく凄い!!
情熱的な尾池さんのVn、重厚な内田さんのVc、それを支える安定した丁寧な坂本さんのピアノ…これはヤバイ…!(;´艸`)
中盤ではまた内田さんがVcを弾くように叩いてリズムを刻みクライマックスへ!勢いを増しながらフッと糸が切れるような終わり方がまた印象的でした。

最後の曲を前に再びトーク。尾池さんがスイスの帰国子女でバイリンガルなんだよね、って話から演奏会の告知など。
11/13(昨日じゃん!)に大久保でチェンバロとのデュオコンサートをやりますので詳しくはHPを見てね、あれっ内田さんはHPとか告知は?「いやぁ全然更新してないんですよ」「じゃあ今日帰ったら更新してください」というような話、
ホールの物販で今の討鬼伝とか…CD売ってますんで宜しければ、みたいなわいわいトークでした(*´∀`)

元々、この3人でのトリオになったのは同主催による9月初旬の「Playing Naruke Works!」に内田さんがチェリストとして参加していたことがきっかけで、という話になりました。
で、内田さんと良くデュオなどで演奏している尾池さんがヴァイオリンとして参加することになったそうです。

因みにこの日の尾池さんはラズベリー?ロイヤルパープルっぽいベロアのワンピース…に、ツーブロックの刈り上げ!女性でこの髪型してる方は初めて拝見しました!(*・∀・)
バイリンガルでヴァイオリニスト、って単語だけ聞くと「深窓の令嬢」みたいなイメージになってしまうのに、且つ結構な経歴なのにこの(谷岡さんにも匹敵する)サバサバ感!突っ込みの鋭さ!(・∀・)
演奏もすごく素敵だったし、一気にファンになってしまいました(*´∇`*) 今、日本BGMフィルハーモニーのコンミスさんでいらっしゃるんですよね。

「自分が作ってるけど、曲と『出会える』瞬間がある」という坂本さんの案内から、やっと『TIME TRAVELERS』へ。サラ・オレインさんの歌うエンディングテーマです。
サラさんは一番高い「ラ」の音が出せるそうで、これは他の人には歌えないんだと仰る坂本さん。
「楽器で弾こうと思ったら楽だけど、歌うと跳躍のすごい曲ですよね」と、メロディ担当の尾池さんも仰っていました。

そんな話から、坂本さんが少し天を仰いでからの、静かで優しいピアノから始まる『The Final Time Traveler』
また後方のライトが温かい光を放ちます。「癒し曲」なんて一言では片付けられない、尊くて透明感のある美しい曲。改めて坂本さんの曲が全体的にあったかいんだな、というのを痛感させられました。
後半に入って音が厚くなり、それぞれの音が歌いだす破壊力たるや。完全に魂を鍵盤に下ろしてる坂本さん、優しくも凛然とした音で支える内田さんのチェロ、祈るような高音の尾池さんのヴァイオリン、この3つが絡み合って会場に響かせる合唱は圧倒的でした。
泣くというよりは、その音と3人の親和に自然と笑顔になってしまう。個人的にはそんな感情が生まれておりました(*´ω`*)

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再び休憩の後、最後のシェフ・中山ショパン博之さんのターン。
全曲「PIANO OPERA」からの提供ですし、公式楽譜も出てるし過去にコンサートも行われているので、馴染みがある方も多かったのでは(*・ω・)

きちんきちんと、椅子や楽譜を整えて、青く澄んだ照明の下『トロイア国』から始まります。
サントラでは締めの一杯ですが、今回は前菜。CDでは分かりづらい絶妙なペダル使いを含め楽しむことが出来ました。

トロイアが終わると立ってご挨拶。「坂本さんのステージ賑やかで良かったですね… …僕は一人で戦います…」
「きっと、どこかで、植松さんが、見守ってくれていると、…死んだ人みたいになってますけど…」
冒頭の3人トークの時には殆ど言葉を発さなかった中山さん、「やっと自分のターンだ!」とばかりに、淡々とトークを進めていくのが面白かったですw(*´∀`)

続いてはI/II/IIIより『街メドレー』
アレンジされた格好良いイントロから~優しく流麗なI街、~弾き方も変わる軽快なII街、盛り上がっていって~穏やかで綺麗なIII故郷の町ウル。
柔らかいタッチなのに一音一音が綺麗で、お人柄が反映されているのか、優しいピアノを味わうことが出来ました。

照明が真っ赤に染まり激しいイントロ!FFIより『グルグ火山』
デロデロした両手ユニゾンの高速イントロから入って、ちょっと恐怖を焦燥感で抱えて走り抜ける疾走感!(分からない)ヽ(´∇`)/
それを助長する、細かい刻みやタッチが本当に丁寧で綺麗です!CDで聞いてるとちょっと分からないですけど、これ、弾いてるの目の前のショパンさんなんですよ!(どういう意味だ)
主旋律を低音で弾くアレンジや伴奏がマグマを感じます。また終わり方が好き!改めて『グルグ』はカッコイイ!!ヽ(*´∀`)ノ
因みに『グルグ火山』は、生演奏で弾くのは今回が初めてとのことでした(・ω・)<貴重

ここで植松さんとの話へ。植松さんは作曲時「ピアノで弾くなんて考えてない」と仰ったそうですが、中山さんは
「自分は原曲に忠実に表現したい!」という思いで編曲したそうです。
すると「植松さんから『お前どんな手してるんだ』と褒められて、すごく嬉しかった…っていう話」、と照れながらお話されてました。
なので、「こういう形で作品に関われるのはとても幸せなことです」とも(*´ω`*)
「来年5/10にまたピアノオペラコンサートやります~」って告知もありました。

◆2014/5/10 ピアノ・オペラ・ファイナルファンタジー@よみうり大手町ホール
(公式でまだこの告知出てないのってどうなのってカンジもしますけど(・ω・))

碧のステージにスモークが焚かれ、妖しい響きから始まるVIの『魔導士ケフカ』
CDの音だけでは分からない、「えーそこそう弾くのー!?」って運指がとにかく面白い!(*´∀`)
編曲の豊かさに加えて強弱の付け方が絶妙で、威ある音から繊細な音まで丁寧に奏でられるので、『ケフカ』ではなくてそういう小曲を聴いているようでもありました。

同じくVIより『幻獣を守れ!』
楽しげなイントロから勇壮なメインテーマへ、左手での伴奏を変えながら盛り上がりを何度も繰り返し、気だるい中間部や暗いアレンジを抜けて再びメインテーマへ!

華やかに曲を終えると、袖に向けて「た、たすけて」と搾り出すように声を出す中山さん。谷岡さんと坂本さんの登場で再び3人体制です。

谷岡さんが「終わった瞬間素に戻るのなんで?(*`ω´)」とニコニコ尋ねると(それ言ったら谷岡さんも相当素に戻ってると思うわけですがカワイイ)、
「あっ、決まったカッコイイ!と思ってるだけです」と中山さん。悦に入っているだけらしいです(*´艸`)
他にも、中山さんが事前にアリナミンを飲んでいたのに、なるけさんが差し入れで持ってきたユンケルを握り締めていたとか、色々暴露されていました。下さずにみなぎっていて良かったですね…(*´ω`*)

後はちょこっと告知コーナー。谷岡さんからは『マユモリ』のインストアライブを12/7、北海道で伊田恵美さんとやるよーとか
◆2013/12/7 『マユモリ・インストアライブ@HMV札幌ステラプレイス』

坂本さんからは、情報解禁直後からゲ音界隈をざわつかせている『沖縄ゲームタクト』の案内がありました(*´ω`*)
◆2014/3/21-3/22 沖縄ゲームタクト

「じゃあまた」的なやり取りを終え2人が捌けると、また中山さん1人ターン。この先控える『ビッグブリッヂ』について淡々と話し始めます。
ピアノオペラの大阪公演での『ビッグブリッヂ』は、楽譜を風でめくろうとする空調との戦いだったそうで、まぁ何と言っても両手が完全に終始塞がるビッグブリッヂ、一生懸命隙を見てめくろうとしたり息を吹きかけたりしてたんだそうです。
「今日は大丈夫ッスよね!?」と天井をキョロキョロして空調を確認する姿に笑いが漏れていました(*´∀`)

そのお楽しみは取っておいて、まずはVより『はるかなる故郷』
夕暮れのように照明が朱色に変わり、どこか侘しいイントロが単音で奏でられて、メインテーマへと続きます。
編曲によって郷愁を増す中盤、じわじわと盛り上がってから暗い和声に変わる終盤、そしてアルバムをパタンと閉じるように低音一つで終わるラストと、中山さんの原曲に忠実でいて想像力を掻き立てる編曲、大好きです。

ラスト曲にはお馴染みになった下からのライトが点灯し、いよいよ『ビッグブリッヂの死闘』のターン。
息を整える中山さんに観客席も、「あれ弾くのかー」と固唾を呑んで手元を見守る感がありました。
そしてCD同様のあの高速アルペジオ!ヽ(´∇`)/ヒャッホーイヒャッホーイ!!
本当に両手の休まる暇なく高まっていく曲調、「そこでそうアレンジ入れちゃうんだ!?」と改めて感じるドMな右手、終盤は一人ピアノ協奏曲のように壮大になるところも含め素晴らしかったです!
アリナミン×ユンケル補正もあって、CDの何倍もカッコイイビッグブリッヂでした…!たまげた!!(*・∀・)

最後の一音が終わると余韻を待たずに万雷の拍手が。恐縮しつつも一旦中山さんが捌け、再び「えーじゃあ、鳴り止まない拍手ということで」とアンコールに応えてくれます。

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アンコール一曲目は、FFからの流れで『プレリュード~オープニングテーマ』
まずは絶対的存在感のある『プレリュード』から。会場いっぱいに清らかで透明感のある旋律が響きます。繊細だけど確かな手動ディレイが心地良くて癒される…!
短音と長音に移調しながら紡がれるメロディも、ピアノであることでよりクリスタルの神秘的なキラキラ感が感じられてゾクッとしました。

続けて、どこで誰が演奏するのを聴いても思わず身が引き締まる『オープニングテーマ』(`・ω・´)ゞ
『プレリュード』の時は軽やかだった打鍵が、どことなく神妙にも感じてしまうくらい風格のあるタッチになり、丁寧で力強い音を響かせてくれます。
最後はプレリュード×ファイナルファンタジーの組み合わせで、王道なんだけどいいものはイイ!ステキ!という充足感でいっぱいになりました.+゜(*´∇`*).+゜


今度は満ち足りた余韻を残してから、椅子を持って三度谷岡さんと坂本さ…坂本さ…!?Σ(;・∀・)
時期柄ハロウィンの仮装コーナーで買ったような、悪魔のツノとサテン地のマントを着けた坂本さんが最後尾に。
谷岡さんに「あっち行って!」と言われ無理やり捌けさせられw、「見なかったことにして下さい」となかったことにされて、からのピアノに腰を落ち着ける谷岡さん(手前/高音)と中山さん(内側/中音)。

えー何よ今の格好、勇なまでもやるのかな…(*´v`)とか思っていたら、中山さんが弾き始めたのはDQIIIより『ダンジョン』
先程追いやられた坂本さんがとぼとぼと現れセンターに立ち、ポーズを変えながら口をパクパク動かして、…またそれに合わせて谷岡さんが高音でメッセージ音を出す!なんてこった…!!
完全に笑いのターンだけど、予想外だしアイディアの勝利…!そして坂本さんが動きを止めてピアノへ向かい、3人が改めて並んで座ると

『勇者の挑戦』!!そうきたかーーー!!Σ(・∀・)
出だしからフルスロットルで息の合った3人のピアノ、あれは坂本ゾーマだった…!!!ふんだんにFFを提供して「まさかDQはやらないよな~_(⌒(_´ω`)_」なんて思ってたらKO・NO・ZA・MA!!!イントロから凄いことが起こるのが予想できる熱過ぎる展開…っ!!

高音(メロディ)を谷岡さんが、中音(伴奏)を中山さんが、低音(ベース)を坂本さんがの3人連弾!
3人が並んでリハしてる写真は事前に上がっていたので、三連弾は間違いなくやるだろうと思っていましたがこうくるとは!
こんな興奮する『勇者の挑戦』は初めて!しかもピアノ1台だよ!?挑戦じゃないじゃん相手ギブって言ってるのに踏んでるじゃん!くらいの、重厚で疾走感あって好戦的な、勢いのある3つの音!

大興奮のまま曲が盛り上がり、戦闘終了の「ピロリーン♪」。ゾーマさんが武部○志ばりに楽譜をバサー!と後方に投げやって続くのが『そして伝説へ』!伝説はまだ続く!ヾ(o´∀`o)ノ
谷岡さんの迫力あるタッチが、冒頭高音の勇ましいファンファーレにとても良く似合う…!

そしてラーミアに乗りながらしんみりと考えていました。
『勇者の挑戦』『そして伝説へ』という、DQ枠のみならずゲーム音楽というジャンル内でも超絶人気曲の持つ、元々の「曲の力」も素晴らしいのだけれど、この曲をこの御三方が並んで楽しそうに弾いていることこそが素晴らしいなぁと。

こうやってゲーム音楽の地位や認知を向上させて来てくれた植松さんや、そしてすぎやまこういち先生。その先駆者であるすぎやま先生のこの曲を、今後ゲーム音楽というジャンルを担っていってくれるであろう若手の谷岡さん・坂本さん・中山さんが演奏しているこの時間が本当に、改めて素晴らしい。

そういう感動も含め高揚していたのだと気付いたのは帰宅してからでしたが、とにかく「ピアノっていいな」とワクワクする演奏でした。
中盤から再びクライマックスに向けて盛り上がる部分、6本の手がそれぞれに激しく動き音を奏でる至福!
凛として生き生きとした谷岡さんの音が・丁寧でテクニカル、優しい中山さんの音が・力強いのに包み込むように柔和な坂本さんの音が、3人の持ち味が良くパート割されていて、且つ1台のピアノから3つの音が奏でられる不思議!
最後は3人で同じ「ド」の音を力強く、しっかり押してフィナーレです。

興奮冷めやらぬ観客の拍手の中、「イェーイ」とハイタッチをする3人。DQパートの編曲は中山さんが担当されたそうです。でも、10日前に飲んだのが最初なんでしょ?笑
楽譜がもっと事前から配布されていたとしても、それからこの仕上がり。3人は作編曲者でもあり、改めて『ピアニスト』なんだなぁと感じ入るものがありました。

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終演20時ちょっと過ぎ。トークも盛りだくさんだった割には時間通りの終演時間でした。
途中MCでも案内があったのですが、終演後は御三方並んでのサイン会(交流会)がありまして。おなかいっぱいで会場を出ると、サインを求めてすっごい長蛇の列が出来ていました。
「どうしても絶対に!並んでも!欲しい!」というワケでもないし、だったら本当に3人のファンの方が交流した方がいいよね、ってことでお友達と会場を後にしたのでした(*´ω`*)

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パンフレット開き。

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「Today's Performers」ちょい拡大。
他の方々の宣材感に比べて、坂本さんのゆる水色Tがすごいヌケ感!


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◆その他雑感ヽ(´∇`)/
言葉の節々で薄々お気付きかとは思うのですが、実は私は今回出演された御三方のどなたとも殆ど馴染みがないのです。
周囲に「○○さんの大ファン!」という友人達はいますが、それぞれお名前や代表作/曲の名前こそ知っているものの、実際に遊んだゲームはないし(FF除く)、失礼ながら特別推しコン(ポーザー)だ!という方もいません。

それでも、2時間30分がみっちり楽しかった!全力で楽しかったしピアノがもっともっと好きになったのです!!。゚+.ヽ(。・∀・)ノ ゚+.゚
勿論御三方の楽曲も演奏も、御自身も大好きになりました。

3人の関係性もすごく良くて、仲良く音を楽しんでいるのも嬉しかった。1stの時もそうでしたが、奏者がお互いを信頼して高めあいながら演奏する姿は、聴く側としても色々プラスに作用します。
1stは「生産農家の食材の良さを知って、より美味しく食べて貰うために丁寧に料理して提供する」レストランだったけど、
今回の2ndは「生産農家が自ら、食材の美味しさが一番伝わるシンプルな方法で提供し一緒に食卓を囲む」レストランだった気がします。

元々の楽曲をピアノで演奏したから貧相になるのではなく、シンプルになったことでメロディの美しさや奏者の表現力がダイレクトに伝わってくるというか、「この人はこういう曲を書くメロディストなんだな」と知ることが出来た感じです。

推しコンのいない私がこれなんだから、3人の中に大好きな方がいて今回参加された方は、どれだけ幸せな時間だったのだろうと想察します。公演は元より丁寧なサイン会まであって。
楽しかったよね!良かったよね!(*´∇`*)

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一方、勿体ないところもあったのです。坂本さんパートで、チェロの内田さんが「立って演奏していた」とありますが、リハ時に音のバランスが悪かったため、改善案として「立って演奏」という形になったそうです。
その一因かは分かりませんが、トリオ時に弦の残響があまりなかったのです。前方の方はどう聴こえていたかアレですが、自分たちは中央より後方に座っていて、ヴァイオリンとチェロの余韻が感じられませんでした。

2部終演後首を傾げていたら、周囲に音響に詳しい方達がいらして、お知り合い同士でその話をされてらっしゃいました。
「せめて反響版があれば…」的な、勿体なかったよね、という話をされていました。それで「あぁやっぱり!」と腑に落ちました。
音楽イベントもありますが、ホール自体が講演会や展示会向けのホールっぽいので、リハーサル時になってこのような想定外の事態になったのかもしれません。
憶測で物を言うのはアレなので多くは控えますが、リハから本番までの僅かな時間で、今ある環境の中良い音を届けようと改善して下さったのは有難いと思います。
そんな中でも魂の篭った音色を響かせてくれた尾池さんと内田さんのプロとしての技術やガッツは凄かったし、また演奏を聴きたいなと心から思いました。

それから、1stの時にも「難しい問題だな~」と思っていた『奏者の手元見えない問題』、2ndではまま改善されていたように思います。ステージ上中央にピアノが1台だったので、客席真ん中から下手(左側)の人は見えやすかったのではないかと。
でも前方上手(右側)だとピアノのお尻しか見えないかね?って話をしてたら、お友達が「奏者さんのファンで前方席を取ったということで、間近で本人が見られて演奏聴ければいいんだよ」と…そ、そっかなるほど…(*・ω・)


ラストに。今回、3人もの著名な作編曲家さんが集い、横浜市との共催、色んな企業さんの協賛、ノイジークロークさんの協力と盛りだくさんで、「ピアノレストラン」というアコースティックな演奏会でありながら、会場内はどこかプチお祭りのような賑やかさというか温かさがありました。
物販も通常の主催2083組だけでなく、ノイジーさんもいらっしゃったり(私が覗いた時には川越さんが一生懸命お店番してました…)。

支配人の斉藤だよタンがブログで言ってましたが(だよぶろ◆11/6『ピアノレストラン2ndのこと』)、ホールスタッフは安定のトップクラスメンバーでした。いつもお疲れさまです。
こういう人達が案内や物販、その他裏方で研鑽して邁進してくれているからこそ、楽しくて充足感あるイベントや演奏会が運営出来るのだろうなと思います。
私たちの知らない苦情や困難もあるんだろうけど、プロの派遣会社から来た人達ではなく、勿論みんなそれぞれに本職があって、純粋なゲ音好きからスタートして、あちこちの演奏会でスタッフスキルを磨いている方々なのでね。本当にみんな尊敬してます。
公演中はなかなか直接声を掛けられないけど(向こうは仕事中なワケだし)、いつも小宇宙で労ってます。有難うございます!*:・(*-ω人)・:*

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131104pr_07.jpg
余談。皆さんお気付きとは思いますが、1st→2ndになって、今回ピアニストが3匹に増えているのですよ。

で、パンフレットイラストを描かれたレイさんと喋ってて、
「これね、『3匹並んでるようにしてください』って変更の依頼があって、『女の子だけキツめに描いてください』って言われたの」とのこと…ほう…

131104pr_08.jpg
確かに若干キツめにはなっている……

でもネコ!キリッとしたネコ超カワイイよ!!(*´∀`)
因みに、他2匹についての指定は特になかったそうですwヽ(´∇`)/


131104pr_09.jpg
ランドマークタワー内にあったスパイラルエスカレーター!

日本には36箇所しかないんだそうです。人生で初めて見た!!(・∀・)
(他にもインテックス大阪とかにあるそうなので、同人屋としては見ていてもおかしくないんだけど…)
こんなんサラッとあるんだから、やっぱり横浜はおしゃらくな街だっぺでしょー!(*´ω`)ノ

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改めて、今回も素晴らしいレストランで楽曲を披露して下さったシェフの皆々様、主催とスタッフの皆様、そしてあの場を一緒に満喫したお客様の皆様に大感謝なのです!ヽ(*´∀`)ノ
相変わらず取り留めのない長い感想ですが、ここまでお読み下さった方も有難うございました!ヽ(・∀・*)ノ

次回『ピアノレストラン』は来年春予定だそうです。
今後どのように変化して楽しい演奏会になっていくのか、とっても楽しみにしております!(*´∇`*)


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