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2013'11.04.Mon

【全59曲】まとめました、ノスタルジオの風【BGM】

…とタイトルには書きましたが、「作業用BGM」特集ではないです念のため(・∀・)

さて、もうすぐお誕生日ですね!嫁になって下さい!でお馴染み近藤嶺さん所属する『T's music』さんが音楽を担当する、
RPGゲーム・『ノスタルジオの風』(※公式サイト/音が出るよ!)

お盆前に購入してかなりゆっくりプレイ、ちょっと前にクリアして、全音楽聴けるモードの「シアター」解禁になったので、ノスタルジオ内の音楽をまとめてみたいと思います!ヽ(´∇`)/
諸感想も付けまして、今回はかなり自己満足編です!

◆他のノスタルジオ関連記事
・「やってます、『ノスタルジオの風』」(2013/08/16)
  http://gyuuhi.blog120.fc2.com/blog-entry-233.html

・クリアしました、『ノスタルジオの風』(2013/10/13)
  http://gyuuhi.blog120.fc2.com/blog-entry-240.html

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クリア後、「冒険者手帳」から聴くことの出来るBGMモード・『シアター』で聴けるノスタルジオの音楽は全59曲。
その59曲を全て書き出し、曲解説と感想を付けています。

ノスタルジオの風に関して、マイナーで数は少ないながらも攻略サイトやプレイ感想は見てきました。
その中で「音楽は良かった」という感想も多く見受けられましたが、ここまで詳細を綴っているのはおそらく私しかいないっていうか私しかやらないと思うので、やります!!(・∀・)

「メインテーマを含む数十曲を担当」と嶺さんが言ってるので!
その全てを見極めるために!全ては嶺さんのためです!!ヽ(・∀・)ノ


前置きは置いといて、全曲紹介なのでゲーム中のネタバレが含まれます。
あんまりいないと思いますが、万が一プレイ中の方、これからプレイする予定のある方はお気を付けください~(*´ω`)ノ
 
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1. メインテーマ
2. オープニングテーマ ※1

3. ロンドン
4. ケープタウン
5. サンクトペテルブルグ
6. デリー
7. 東京
8. ニューヨーク
9. リオ・デ・ジャネイロ
10. メルヴェイユ村
11. 世界の村
12. 飛空船ドック
13. 冒険者協会 ※1
14. 王立博物館

15. 空のテーマ ~第一階層~
16. 空のテーマ ~第二階層~
17. 空のテーマ ~第三階層~
18. 空のテーマ ~アースガルズ~

19. ロンドン地下水道
20. ピラミッド
21. バベルの塔
22. シベリア基地
23. エテルナ鉱山
24. アララト山~箱舟
25. ニルヴァナ宮
26. 富士山基地
27. アマゾン~エルドラド
28. 龍の祠
29. アクロポリス
30. 王立探査局
31. トゥームチャペル
32. 太陽の塔
33. レムリアの迷宮
34. テオティワカン
35. アトランティス
36. ムー
37. 月の塔
38. バビロンの空中庭園
39. 聖域

40. コロルのテーマ
41. 平和のテーマ
42. 正義のテーマ
43. 喜びのテーマ
44. 緊迫のテーマ
45. 怒りのテーマ
46. 暴走のテーマ
47. 対決のテーマ
48. 来襲のテーマ
49. 悲しみのテーマ
50. 哀愁のテーマ
51. 希望のテーマ
52. 未来のテーマ

53. 飛空船バトル
54. 飛空船バトル ~ボス戦~
55. 飛空船バトル ~パラケルスス戦~
56. パーティバトル ※2
57. パーティバトル ~ボス戦~
58. パーティバトル ~メティウス戦~

59. エンディングテーマ


…近藤嶺さん ※1…小室香理さん ※2…佐藤真一郎さん
…私が嶺さん担当だと思っている曲

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全59曲。 シアターには勝利のファンファーレ等のジングルは入っていませんので、純粋に曲のみ。ナンバリングは便宜上行いました。
※1※2でマーク付けしたものは、予約特典付きソフト同梱のサウンドトラックCD参照なので確定です。

3~14は「街」15~18は「フィールド曲」19~39は「ダンジョン曲」
40~52は「シーン別テーマ曲」53~58が「バトル曲」になります。

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ではでは、1曲目から順を追って行きますね。(ノ・∀・)ノ<長いよー

「1. メインテーマ」ゲームを始めるとまず聴くことになる曲。壮大で華やかなイントロから、地味に変拍子をぶっ込んでくるあたり流石嶺さんの作曲です。
穏やかな中盤~転調して勇壮な終盤と、メロディアスでストーリーある一曲です。ゲームスタートのために通常スキップしてしまう曲ですが、1曲目から嶺さんの全力を垣間見ることが出来ます。

「2. オープニングテーマ」小室さん作曲。オープニングイベント後、大空を翔る飛空船とスタッフロールとの映像に絶妙にマッチする、歌うように爽やかな「ザ・冒険を始めよう!」曲。※1

ここからは「世界の街曲」(国曲?)。すべて「メインテーマ」のアレンジになっています。

「3. ロンドン」ゲーム始まりの街で、何度も帰って来ては聴くことになる曲。威風堂々として誇り高いロンドンの雰囲気をガツンと表現していると思う。
メインテーマ色が濃いので、高貴さよりも若々しさが強く、エドワードたちの冒険を後押しするような印象。
曲の前半で大体用事が済んでしまうので後半を聴く機会は少ないが、1:25~の荒ぶりがヤバイ。

「4. ケープタウン」3番目に訪れることになる都市、アフリカ・ケープタウンの温暖な感じを表現した陽気な一曲。カリンバやマリンバ、民族系打楽器での強烈なリズムの方が印象的。

「5. サンクトペテルブルグ」ロシア第2の都市。街並みも雪景色で寒い。曲は「カチューシャ」のちょい重いバージョンといった感じ。チューバかコンバスみたいな、「ブン・カ・ブン・カ」というベースが終始弾んでいる。
前半はマイナーながら軽快だけど、後半はオケ編曲になって重厚さを増す。中盤、クラリネットの裏メロが素晴らしい。

「6. デリー」カレー食べたい!(*´∀`)ってつい思っちゃうくらいインド曲。シタールの主旋律で淡々と始まりながら、ゆったりとした速度でドラマティックに頂点に向かっていくのはまさにインド音楽なのかしら。

「7. 東京」横笛の主旋律に和太鼓や鉦がリズムを奏でる盆踊りみたいな曲。中盤ハープがアルペジオするんだけど、ここ琴にしたかったんじゃないかなぁ…どうなのかな(´・ω・) それとも「文明開化の音がする」的な意味合いでハープなのかな。
アレンジがキツくないので、ロンドン以外では一番メインテーマが分かりやすく響いてると思う。
大神の『西安京 庶民街 其の二』に似てると言えば分かりやすいか。なので嶺曲だと睨んでいる。

「8. ニューヨーク」新天地ニューヨーク。すごいジャジィ。トロンボーン×ウッドベースにピアノソロ有りと、とにかくジャジィ。マップは昼なんだけど、音は某カジノみたいな…摩天楼ムンムンです。

「9. リオ・デ・ジャネイロ」サンバー!サンバじゃー!カーニバル!!
金管(っぽい音)にフルート(っぽい音)の爽やかな副主旋律が開放的で明るい一曲。リズムもラテンのリズム!ホイッスルも入るよ!リオは街並みも明るく作られてるので似合います。

「10. メルヴェイユ村」メロディの故郷、魔導士の村。場所で言うとスペインあたりでしょうか。
木管(っぽい音)の主旋律に中低音のストリングス、ハープのアルペジオが落ち着いていて魔導士っぽい雰囲気。
後半、可愛らしくもなる部分はメロディイメージなのかな。アースガルズ曲に近い雰囲気あるんだよなぁ。

「11. 世界の村」その他村汎用曲(カイロ・シベリア・トカル等)。固有のイメージがない音色中心でウォーム且つ可愛らしく仕上げられていて、「普通の穏やかな村」~を想像させます。
笛っぽい主旋律・ギターの裏メロ・中低音弦の更に裏メロ・ベースの四位一体ですが、どの音もかなり縦横無尽に動いているのに穏やかにまとまっているのが凄い。


「12. 飛空船ドック」各都市から出発する時には必ず聞くことになる曲。
「ドック」というだけあって、弦もドラムも力強く勇ましい。でも主旋律の音色がヌケ感を表現しているので、力みすぎないのがイイ。

「13. 冒険者協会」小室さん作曲。前向きで勇ましい曲調が、冒険者たちを支援するギルド的存在の空気を表現。
ゲーム中だと分かり難いけど、ヘッドフォン着けて聞くとベースと裏メロが熱い。※1

「14. 王立博物館」ロンドン名物の博物館、探査局への秘密の入り口は明るいバロック。
リュートっぽい音とチェンバロが絡み、弦が密かに華を添え、コントラバスっぽい強めのベースが支える。曲の構成も非常に綺麗で、「品の良い室内楽」と言った感じです。

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ここからはフィールド曲という名の空移動曲。ノスタルジオは移動は全て飛空船なので、地上を歩くということはないのです。

「15. 空のテーマ ~第一階層~」序盤、マーベリック号発進でいきなり聞ける空曲第一階層。疾走感もあるけれど、雄大な空を楽しんでいこー!という高揚感の方が強め。
中盤メロディアスになって後半はちょい不協和音になり、楽しいばっかりじゃない空の危険を垣間見せるけど、エンカウントが多いのでプレイ中そこまで通しで聞けるのは稀だと思う。

「16. 空のテーマ ~第二階層~」一方、疾走感重視の第二階層!イントロから余裕のある勇壮な金管にドラム、凪ぐような弦。そこに終始絡む、流れるようなグロッケン?ハープ?の高速アルペジオがたまりません!
2ループ目はこのアルペジオ無しで、少し哀愁を帯びたメロディの中盤へと景色を変えていったりと構成も磐石!但しエンカウ(ryで2ループ目まで聞けるのはやっぱり稀。

「17. 空のテーマ ~第三階層~」第一第二とは全く景色を変えた第三階層。飛空船での移動もぬるぬる高速です。
空の爽快感や雄大さよりも、天空から見下ろす地球、圧倒的な悠久の力、神秘を感じます。第二階層でも印象的だったハープのアルペジオが更に強化・メインになり、重厚な音たちが緩やかに紡がれるのが泣けるフィールド曲。この空1~3は嶺さんの連作じゃないのかな…

「18. 空のテーマ ~アースガルズ~」空1~3とはまた別の空曲。空ってか裏世界アースガルズのフィールド曲と言った方が良い気もする。
メインテーマのほんわか可愛いアレンジと、朱色の空、赤い大地の世界で敵もアレで不気味なアースガルズマップとのギャップが何とも言えない。
メインテーマを打ち出すことで「もう一つの世界」という世界観を明示しているように思う。

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ダンジョン曲。ダンジョンも世界各地を回るのですヽ(・∀・)ノ

「19. ロンドン地下水道」一番最初のダンジョン曲。終盤にも来ます。某下水道のように飲めるカンジではないですけど、音の並びや不安定なリズムがオーソドックスなダンジョン曲といった雰囲気。

「20. ピラミッド」シタールのような弦のメロディにアフリカ打楽器が華を添える、疾走感あるダンジョン曲。
神秘的な雰囲気はなく、打楽器先行で不安定な音階を打ち出すのが不気味でカッコイイ。

「21. バベルの塔」プロローグで既に聞いちゃってるダンジョン曲。旧約聖書のアレ。クエスト等で何度も訪れることになる。
弦やハープ、木琴、鈴や人声の短い音を上手く絡ませた神秘的な一曲。大好き。

「22. シベリア基地」シベリアっぽさは短調なところだけ。威容を見せ付けるようなずっしりとした格好良い曲調、機械的なダンジョンに合わせてところどころシャープな音色があしらわれている。

「23. エテルナ鉱山」序盤ダンジョンの中では一番だだっ広いのであんまり行きたくない。
掘削するような丸い金属音がドラムや副旋律の役割をこなす。その上を不気味な笛の音がメロディとしてうねる。

「24. アララト山~箱舟」トルコ音楽。淡々とした皮張りの民族系打楽器をベースに、弦と笛がメロディを繋ぐ。ゆったりした暗めのジプシー音楽のような感じかな。

「25. ニルヴァナ宮」デリーのちょっと北。ヴィブラフォンみたいな高音の主旋律・抑揚のない弦の伴奏・軽めの打楽器が、各々同じフレーズを淡々と繰り返す。
それぞれの長さが異なるのでズレそうなんだけど、どこかの小節では3つの音がピタッと重なるのが神秘的。これが北インドの「ターラ」ってヤツか。

「26. 富士山基地」富士山内部、マグマの上に出来たダンジョン。低音がメロディを担当し、弦が高音で妖しさを添えているので、重厚感と薄気味悪さがちょうど良く同居している。
箏や鼓といった和楽器が随所に入る。のに、前半はティンパニなのに後半は和太鼓とか、統一されていないところも面妖。

「27. アマゾン~エルドラド」前半は雨が滴るようなぽわぽわしたアルペジオが流れ、生い茂った緑を掻き分けるように掴みどころのない曲調。
アマゾンでの謎解きを終え、黄金郷エルドラドへ抜けたような後半部分は、「やったぞ!」というか「え…マジで?」という感じの不穏な達成感漂う展開へ続く。安定させるようなコード進行でないので、やっぱりどうも落ち着かない。

「28. 龍の祠」イースター諸島の上空のところ。戦闘はあるがエンカウントはないので、安心して聞いていられる一曲。
一歩一歩と、フィオナと世界の秘密に近付いている神聖性とちょっぴりの物哀しさを、優しいストリングスとディレイの効きまくったハープの二重奏で表現している。

「29. アクロポリス」実際のアクロポリス同様、自然の丘に朽ち果てた神殿や城壁が築かれた、終盤イチ広大なダンジョン。
エンカウントも多いので通しで聞くことは少ないと思われる。重々しく退廃的なストリングスと神秘的なハープ、淡々と響くドラムがゆっくり絡む平坦気味な曲だが、じっくり聴くと地味に陰鬱。

「30. 王立探査局」まさかあそこを抜けてここに来られるなんて!でお馴染みの王立探査局の裏の方!
真っ直ぐすぎる歪んだ正義を感じる、力強く勇ましいオーケストラで奏でられる行進曲のような一曲。ダンジョン曲っぽくないけどしっかりダンジョン曲。

「31. トゥームチャペル」入ってすぐセーブポイントがあるため、終盤(クリア前)のレベル上げではお世話になるダンジョン。
位置的にはNYの西の山脈にあるんだけど、「トゥームチャペル」って、エジプトの権力者のお墓の事なのね。だからなのか、曲調もやや中東っぽさをベースに不気味さを表現した湿っぽい感じになってます。

「32. 太陽の塔」アースガルズへ向かい辿り着く最終決戦地、クリア前ラスダン曲。ワープの「ひゅん!」って音が聞こえてきそう。
オケっぽい音の3拍子曲で、勇ましくも険しい困難さを表現。アースガルズを象徴するような、可愛らしい木琴やハープの音がメインメロディや裏メロに加えられているのに、ラスダンとしての脅威は損なっていないのは見事。
終盤ループ前に30秒程、嶺さんぽい弦の響きとオルゴールっぽい音色のアルペジオを堪能することが出来る、が、例によってそこまで聞けるのは稀。

「33. レムリアの迷宮」「世界の不思議」等にも取り上げられる世界3大陸の一つ、『レムリア大陸』がおそらくモチーフ。
クエストで数回来ることになるが、攻略のタイミングによっては敵が激弱。マップ自体も短く単調なので迷うこともなく、長く聞いている曲ではないと思う。
中低音の弦がベースやメロディとして緩く絡み、そこに民族打楽器が不安定にリズムを刻む。前半は不安を煽る音階だった木琴が、後半不協和音のアルペジオを奏でていたり、淡々と流れ続けるビブラステップやマラカスの音が印象的。

「34. テオティワカン」世界遺産・古代都市テオティワカンより。マップ的には下っていく構造だけど、やたら上がるダンジョン曲!大好き!!
因みに「太陽の部屋」「月の部屋」と名付けられたマップがあるが、実際のテオティワカンにも「太陽のピラミッド」「月のピラミッド」という施設がある。
曲調自体はラテン系だが、オケベースにボンゴ/コンガ・木琴無双の西洋と中南米が折衷されたダイナミックな一曲。他のダンジョン曲と比較しても圧倒的な異彩を放つ。
「これ生演奏したら弾いても聴いても楽しいだろうな~」って思うくらい勢いあって大好き。

「35. アトランティス」世界3大陸・世界不思議系『アトランティス』より。サブイベント等で立ち寄る。
元々が「海中に沈められた王国」的な伝説であるため、マップも「崩壊した水を湛えし王国」という感じのビジュアルになっている。
それに合わせて曲調もハープやストリングス中心に、神秘的で浮遊感ある雰囲気にまとめられているが、悲壮感はなく不穏な空気のみが漂う。

「36. ムー」世界3大陸のラストは『ムー大陸』。伝説になぞらえてマップは広大で、かつての軍事国家を思わせる豪華なダンジョンになっている。
フィオナの故郷ということもあり、他の3大陸曲よりも威風堂々とした誇り高さを感じられる曲調。オケ中心にスネアドラムが終始リズムを刻み、アースガルズを思い起こさせる篭ったハープの可愛らしい音がアルペジオとして華を添える。
勇ましさで始まって中盤、ラ・ムー始め、ムーに残る魂達を慰めるような哀愁あるメロディ、編成を薄くした中間部という構成が一際哀しい。

「37. 月の塔」クリア後最初の鬼クエスト。ダンジョンも曲もとにかく美しいのに敵が超凶悪、そのギャップは思い出したくもない。自分たちに余裕が出てくると曲も多少楽しめるようになるかもしれない…。
グロッケンの主旋律に弦+人声の副旋律、ハープのアルペジオと、クリスタルのような「氷の塔」に相応しい美しさ。マップ名に「ムスペルヘイムの回廊」「ヨトゥンヘイムの回廊」「ヴァナヘイムの回廊」など、北欧神話における地名が付けられていることも合わせてとっても神秘的。大神の龍宮系っぽい。ひゅんひゅん。

「38. バビロンの空中庭園」ついに舞台は世界の七不思議へ、そして天空(第三階層)にまで来ちゃったよ、最後の鬼畜クエストであり裏ボスの鎮座する裏ラスダン。
『月の塔』を超えて神秘的で、優美で、切なくて儚い、全てが集約した一曲。ウィスパーボイスの主旋律に、低音弦の優しいベース、ハープの副旋律。中盤は弦とオルガンがない交ぜになった音が加わって、賛美歌のようでもある。
本当にずっと聴いていられる。でも敵がヤバイ。初見だと入って数秒で死に至る。でも曲はすごく綺麗。

「39. 聖域」キーアイテム・タブレットが置かれている場所、「聖域」専用曲。聖域に入った際は大体イベント進行になるので、耳にすることが多いのは前半部分。
グロッケンとハープのユニゾンアルペジオの中を、ヴァイオリン・コントラバスの弦達がゆっくりと追い掛け合う、そのフレーズの繰り返し。流麗で美しく威厳ある、尊い一曲。

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「40. コロルのテーマ」これ私聞いたことないんですけどどこで聞けるんです…?
道中何かと世話になったり役に立たなかったりなコロル族のテーマ、でしょう。木琴メインでティンパが弾む、元気いっぱい曲。

「41. 平和のテーマ」ストーリーが一段落すると流れたりする。ハープや弦、木管ぽい音を中心とした柔和な曲。
「平和」っぽく感じるのは後半で、前半は「諍いが収まって穏やかになって良かったね」な雰囲気。

「42. 正義のテーマ」「王立探査局」の表の方。ダンジョンとしての「王立探査局」はマイナーコードだが、こちらは底抜けに明るいメジャーコード。
式典等で流れそうな雰囲気。またさりげなく4拍子~3拍子がループする。

「43. 喜びのテーマ」「喜び」と言うよりはちょっととぼけた感じのする曲調。「ほっと一段落」的な「喜び」なのかな。
木管の主旋律に低音弦のベース、伴奏の中音弦。ウッドブロックが「おとぼけ感」を増長する。安定の変拍子。

「44. 緊迫のテーマ」敵と対峙した時に良く流れる。サスペンスなシーンに似合いそうな厚い低音の刻みとバスドラで始まって、唯一の高音であるハープが加わり緊張感を高める。

「45. 怒りのテーマ」メロディ絡みで良く聞く気がする。「緊迫」とセットで聞く率が高い。
静かな怒りが上品なオケで表現され、破裂しそうなバスドラが唸る金管を導き怒りの頂点へと向かう。これも変拍子なんだけど、バスドラの打点が惑わす箇所に上手いこと置いてある。

「46. 暴走のテーマ」これもイベントで良く聞くヤツ。焦らすような金管のメロディと、追い立てるような弦と木琴の副旋律から始まる。
後半は金管と弦が合わさって強大な力を見せつけ、その裏で木琴が静かに暴走を続ける。

「47. 対決のテーマ」迫るようなメロディと力強いベース、静かなドラムの前半部はまるでガンマンの渋い対決を俯瞰から見るよう。
盛り上がってオケが繋ぐ中間部は、対峙する者の鋭さを垣間見るような曲調に変わる。

「48. 来襲のテーマ」スピード感溢れる5拍子。敵襲に焦るようなオケに気持ちを逸らすドラム、力の計れない敵の不気味さを表したような低音金管の三位一体から始まる。
スピード感は保ったまま、主旋律を低音金管~オケと紡ぎ、役割を入れ替えながら盛り上がりループする構成は完全にダ○ボール戦機に繋がるようなアレ。カッコ良過ぎる。

「49. 悲しみのテーマ」FF4で言うとこのアレ。ヴィブラフォンの音色を纏ったような木管の主旋律と、ハープの伴奏による二重奏。
中盤からは弦とアコーディオンの中間くらいの音が加わってレクイエム感を増す。

「50. 哀愁のテーマ」序盤はヴィブラフォン×ハープによる二重奏で、切なくも優しいメロディを奏でる。
中盤からストリングスが加わって悲しさを前面に押し出す。それはそれとしてあんまり聞いた記憶がない。なんかヘッドフォンで聴くとパンの振り方が絶妙。どんなこだわりだろう。

「51. 希望のテーマ」フルートとハープ、グロッケンで優しく冒頭を紡ぎ、ストリングスが加わってワルツのような曲調で穏やかな明るさを表現し響かせてくれる。3拍子。

「52. 未来のテーマ」構成は「希望」とほぼ同じで3拍子。優しく柔らかなストリングスに、温かなハープのアルペジオとグロッケンで穏やかな幸福感を表現。
中盤甘酸っぱい箇所もあるが、全体を通して聞いても幸せになれる曲調。

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ここからはバトル曲。視聴モード、どうして飛空船からなんです…?(・ω・)

「53. 飛空船バトル」勢いのあるオーケストラ中心に、弦がメインになったり金管が主導を握ったり、ドラムもビートを変えたりと割と忙しい。
重厚さの中に軽やかなハープや木琴が見え隠れして、切り裂く風のような爽快感も味わえる。
全体的に空の爽快感がありながらも、「気を抜くと敵船みたいに墜ちるから」と警鐘を鳴らす不安定な音階を繋いだ箇所、飛空船バトルの理不尽さを実は暗示しているような敵の強大さ威容さを表現した箇所があったり、構成も忙しい。
ループで聞くことが少ない街やダンジョン曲に比べて、飛空船バトルは圧倒的に長時間聞かなければならない曲なので、この波のある構成はある意味大正解だと思う。

「54. 飛空船バトル ~ボス戦~」初めての空の開放感・敵飛空船との対峙や戦意を表現した「飛空船バトル(通常)」と比べて、こちらはイントロから威厳と疾走感と高貴さ満載のオケ編成で攻めてくる。
行く手を阻むボスの強敵感を表現したオペラのような前半部、かと思えば中間部では広大な空の悠然っぷりや自然の凶暴さを、メインテーマアレンジとして織り交ぜられていて聞いていて飽きない。
疾走感ある主旋律は元より、ドラムパートの絶妙なパート割がたまらんです。

「55. 飛空船バトル ~パラケルスス戦~」「古き父の結社」が裏世界へ行くために作られた巨大飛空要塞、パラケルスス戦専用曲。花びらが細いお花のような形をしていて、本体の他に3翼をバランス良く倒さなければならないちょっと面倒な空ボス。
これが聞きたくて(+ランクBだったのが悔しくて)、2回戦った。
交響曲のようなオケをベースに、強めのバスドラ、整然としたスネアが印象的な一曲。スピード感はあるのに重厚で高貴でカッコイイ。まさに空戦の総力戦。
中盤ではメインテーマが低音弦~金管によって、より悲壮にアレンジされているこれはヤバイ。ループ前のハープ超カッコイイ。そして相変わらず容赦ない4拍子~3拍子の変拍子。

「56. パーティバトル」佐藤真一郎さんによる通常バトル曲。ストリングスと金管がメロディを繋ぐ下で、厚いベースとバスドラが終始同じリズムを刻む。
ノスタルジオは比較的エンカウントも多いので、敵が弱めの序盤~中盤はともかく、一気に敵が強くなる終盤では延々と耳にすることになる。とにかくリズム隊に重きを置いたような一曲。※2

「57. パーティバトル ~ボス戦~」ダンジョンボス・クエストボス戦等、中ボス専用曲。
下が厚い「パーティバトル」に比べ、こちらは上が厚い。全体的にオケメインで、掛け合う金管と共に勇壮さを表現。電子音のような音が奏でる不気味な音階でのアルペジオから、立ちはだかる強敵への畏怖がちょっぴり感じられる。ドラムのリズムは「パーティバトル」準拠だが薄め。

「58. パーティバトル ~メティウス戦~」表ラスボス・黒き翼を持つ者「メティウス」専用曲。メティウスの戦闘時ビジュアルもカッコイイが、曲もラスト感あって格好良い。
クリア後裏クエストボスや通常モンスターに比べると比較にならない弱さだけど、ラスボスということで一応構えているので、曲に浸って戦っている場合でもないかもしれない。改めて「シアター」でじっくり聞いて気付く、すごく格好良い曲。
パンドラの箱がゆっくりと開くような、重々しく鬱屈したイントロから始まり、以降はオーケストラによる展開。前半部は主旋律とドラムの絡みを敢えて不協和音にしているっぽい。
疾走感ある弦の刻みとドラムの中、中低音金管~木管と不穏なメロディで繋ぎ、中盤は弦と鍵盤による教会音楽的な「静」の掛け合いを高速で楽しめる。それを裏にストリングスや金管が走り、また冒頭の威圧的なオケに戻るというなかなか多忙な展開。
曲だけ聴くと、ラストバトルと言うには若干上品過ぎる仕上がりでもあるが、ゲーム自体があんな感じだからいいのか。完全にメティウス優勢の曲調で、オーケストラ生演奏でやったらきっとすごく格好良い。

「59. エンディングテーマ」無事アースガルズから帰還した後の「大団円」にて流れる。広大な空を漂うダモクレスを舞台に、お互いに感謝し合い存在を確認するエディ達、迎えに来るおとうちゃん。全てはこの人(達)から始まった…
前半部は、果てしない大空の雄大さと、そこを舞台に戦いを繰り広げた若き冒険者達を讃えるような曲調。平和が戻った安堵と、包み込む青空の穏やかさが悠然としたオーケストラで表現されています。

3:20~曲調が変わり、オルゴールとハープでの間奏、そして弦楽器とハープによるゆったりとした「メインテーマ」アレンジへ。ここは「イベントシアター/大団円」では流れない、辻野さんの一枚絵をバックにスタッフロールの流れるエピローグ部分です。ここを見るために何十時間もプレイしてきたようなもの。

DSを開くたびに聞いてきた「メインテーマ」、OPとしての溌剌とした「メインテーマ」とは異なり、EDとしての優しく包み込むような「メインテーマ」は、やっぱりしんみりします。途中からは金管が加わって厚みが増し、エディ達の新しい冒険を見送るような力強いテーマに変わります。
最後はオケが一体になってクライマックスへと盛り上がっていき、まさに最後の最後、エンディングとして幕を下ろします。全6分50秒、約7分弱の長い一曲です。

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こうして見るとバトル曲少ないですね(・ω・) バトルもそれなりにあるので、専用曲とかもっとあっても良かったのに…。
前回触れましたが、通常バトル曲(「パーティバトル」)が上がらなくて結構ツラかったのです。独特のもったり感というか起伏がないというか通常なのに重いっていうか(悪口ばっかりじゃん!Σ(ノ・∀・)ノ)
普通に聞くならいいんですが、ノスタルジオエンカウント多いので、それ(重いの)ばっかりだとキツイ…。(終盤はかなり戦闘が長引くので特に/パッドのスキル使えばいいじゃん!ってのはナシです…)

せめてあの一定のリズムを刻むティンパ/ベースがどうにかならなかったものか…アレンジ次第で聞きやすくなったはずなので、そこはちょっと残念です。(素人が何をって感じではありますが)
シアターには入ってないですが、また「勝利のファンファーレ」がマイナーコードの上がらない系なのでコンボでキツかったです。せめてファンファーレがメジャーであってくれれば(´・ω・)

そのおかげでボス戦が特別感あって軽やかなのはいいんですけど、地上バトルはこの2曲の行き来だけですからね…せめてストーリー上ボスとクエストボスで分けて欲しかったような気が。
それも含め、パラケルスス戦の「ヤベー!なんだこの曲!!ヤベーー!!」感が倍増するのでいいのかな…いや…(・∀・)

全体的に言えることは『とにかく上品である』ということ。
『ノスタルジオの風』は、19世紀、飛空船で飛び回れる現実の地球上が舞台。所謂スチームパンクの王道RPGです。時代設定が19世紀と決まっていて、且つ冒険の始まりがロンドンということもあり、各国を巡る民族音楽以外は基本全てオーケストラモチーフです。
ロックやテクノと言った極端な現代音楽が皆無であるため、トータルで世界観が統一され上品な音楽として仕上がっているのだと思います。

「町のテーマ」「村のテーマ」、「ダンジョン」と言った一括りではなく、きちんと都市別・遺跡別音楽が用意されているところにも、『ノスタルジオの風』がプレイヤーに何を体感して貰いたかったのかという想いが垣間見えます。まぁそこに力を割いたからフィールド曲やバトル曲は少なくなったのかもしれませんが…( 。-ω-)

何度も通うワケではない都市やダンジョンの専用曲に迎えられることで、最初に足を踏み入れた時の緊張感や開拓感は何とも言い尽くせないものになります。
一方、やり込みに興味ない方はスルー出来るクエスト(ダンジョン)も結構あります。そうなると、聞く頻度が低いどころか、聞かれないかもしれない曲も多くあるわけです。なのにこうやって専用曲が用意されていることに作り手のこだわりと、それに応えた作曲陣の真心を感じました。

こうやって「シアター」で、何度もループさせながら全59曲を聴き込んでコメントを綴っていると、本当に手の込んだステキな曲ばかりだということに気付きます。それらが、普通にプレイしているだけではじっくり聴く機会に恵まれないのが勿体ないなーとは思いました。
都市もそうですが、ダンジョン曲のヤバさがパない!!!
是非ソフトをお手持ちの方は「シアター」を開いて、イヤホンやヘッドフォン着用にて聴いてみて頂けたらなと思います。


因みに私の好きな曲は、都市なら『ロンドン』『ケープタウン』『世界の村』
ダンジョンなら『ピラミッド』『バベルの塔』『テオティワカン』『ムー』『月の塔』『バビロンの空中庭園』が好き!
『ニルヴァナ宮』も好き!ヽ(´∇`)/
むしろダンジョン曲は殆ど好き! 付けなかった曲も多いけど、正直嶺さんの匂いしかしないもん!ヽ(´∇`)/

空は第二第三が好きで、バトル曲は圧倒的に『パラケルスス』『メティウス』です。
あのイベントの後に『パラケルスス』を初めて聴いた時の衝撃と「嶺さんの曲がここで待ってくれてた…!」感は今でも忘れられない!(/ω\*)
でも『飛空船バトル~ボス戦~』も好きだなー。

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マイナーゲームであるところの『ノスタルジオの風』の音楽をこうやってまとめてみたのは、偏に嶺さんへの愛によるものですが、もう一つ「サントラが出ていないから」です。
「嶺さんっぽい曲…」などと言っていますが、これは実際御本人たちにしか分からないことですし、この当てっこクイズは私の娯楽です。
(追記:サントラCDで判明しているもの以外だと、大まかに主要都市/イベント楽曲/ダンジョン/通常以外のバトル曲、は嶺さんのご担当だそうです(※ソース御本人)
殆どですね!記録として当てっこクイズは残しておきます(*´ω`*))

もし、『ノスタルジオの風』をプレイした方々が改めて音楽を気に掛けて下さったり、同じ近藤嶺クラスタが今『ノスタルジオの風』をプレイして、嶺さんっぽい曲を楽しんで頂けたらんもう言うことはありません。むしろプレイして頂きたい!LBXとか西洋系楽曲が好きな方には特にオススメ出来ます!
(※但しゲームの内容を保障するものではありません!ヽ(・∀・)ノ 普通に面白いけど、好き嫌いは多少あるかと)

大神っぽいとか何とか書いたけど、同志の皆さんなら「ここはアレっぽい」とかすぐ分かるハズだよ!ヽ(´∇`)/
全部書いちゃうと失礼だから書かなかったけど!是非聞いて楽しんで欲しいです!!
(そのために30時間↑プレイするの大変だけど…)
(以前も書きましたが、公式サイトでは嶺さん担当曲なら「ロンドン」と「飛空船バトル」が視聴できます。すごい短いけど(・∀・))

これらの曲が、2013年現在のような生音に近いオーケストラ音でリアレンジされたら結構破壊力あるんじゃないかと思います。
(公式サイトを開いた時に流れる『メインテーマ』が、唯一オケ音源なんですね。素晴らしいです)
5年前の作品でありながら、こんなにたくさんの素晴らしい音楽に導いてくれた『ノスタルジオの風』には改めて感謝しているのです!

そしてご覧頂き有難うございました!こんな長々としたネタバレ曲解説の後に何ですが、機会があったら是非プレイしてみて下さいー!
(身内には貸すのでお声掛けください!ヾ(o´∀`o)ノ)

皆様の良いノスタルジオライフをお祈りしております!(*´ω`)ノ


※むしろどうにかしてぶっこ抜こうかと思っている(・∀・)





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