--'--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告:  トラックバック(-)  コメント(-)
2011'09.02.Fri

公平氏の『真の30周年?記念コンサート』に行ってきた![2]

前回の続き!今回は2部からです。

改めまして本日のセットリストを。
0828f.jpg

休憩明けて、再び公平氏と日高さん。
公平氏が「どんなに頑張っても、この曲を、この人(宮川泰先生)を超えることが出来ない」というような話から紹介され、壇上に登場したのはささきいさおさん。
上下純白にキラキラの入ったスーツ、初めての生いさおだったのですがそのオーラ、凄まじかったです。

そしてご存知『宇宙戦艦ヤマト』、畑亜貴氏が大絶賛して話が止まらなかったという『銀河鉄道は遥かなり』、そして最後に、作詞家ジェームス三木氏の大好きな言葉満載のお説教ソング、『君の青春は輝いているか』

やはり、改めて聞いてみると『宇宙戦艦ヤマト』は大変素晴らしかったです。
この2部からは、再びSHOBI'z POPS ORCHESTRAの皆さんによる吹奏楽演奏。
宮川泰先生の葬儀の際、実際にこの『宇宙戦艦ヤマト』、吹奏楽編成の演奏で出棺したそう(遺言だったそうです)。
それを思い出しますね、といさおさん仰ってました。

『君の青春は輝いているか』も、本来は作詞家さんって自分の好きな言葉一つ二つくらいを忍ばせるのが普通なんだけれど、ジェームス三木の場合は「全部入れちゃった」と会場は笑いに包まれておりました(*´ω`*)
でも、「自分もアニソン界ではそろそろ長老の域だから、そういうことも言っていいと思うんだけど」と、ここからいさおさんからの有難いお言葉!

「腕を振り上げる時は、振り上げる右手に『勇気』を、拳を作って胸に当てる左手に『希望』を」
こんなんだっけかな?(・ω・)前日のアニサマでお話したものだそうです。なんでか、すごく心に残った言葉です!(*ノ∀ノ)

『君の青春は輝いているか』は「超人機メタルダー」(1987)のOPテーマなんですが、一緒に行った同い年の相方ちゃんが原曲を知ってて、「えっ…なんで知ってんの!?」「むしろなんで知らないの!?」の応酬でした。
確かに…スピルバンとジライヤ見てて、間のメタルダーだけ見てない私がおかしいのか…(´・ω・)


続いては『ロボット変身劇伴オンパレード』!!
ある意味一番楽しみにしていた枠です。尚美さんの本気がここから始まる…!!

『ボク達の闘志』(ライジンオー)とか『勇気ある戦い』(ガオガイガー)が聞けたのは嬉しかったです。この手の劇伴は、やっぱりこういう機会じゃないと聞けないですもんね。

尚美さんonlyの演奏ということで、吹奏楽の定演に良くあるスタイル(ソロがあったら立って演奏する、のような)で進められたのが、1部までのブラスタちゃんやBLUFFとのプロ感とはまた空気が違い、ピリッとした中にも懐かしさのようなほっこり感が。

『勇気ある戦い』のトランペットのソロは歌うように美しく、『燃え上がれ闘志 忌まわしき宿命を越えて』のアルトサックスは、じんわりと熱い中に哀愁を誘う音色がたまりませんでした。

自分は、予習していた時には『我が心明鏡止水~』の方が好きだと思っていたのですが、実際生音で聞くと『燃え上がれ闘志 忌まわしき宿命を越えて』の方がズンと心に染みました。不思議だ。

欲を言えば、この『ロボット変身劇伴オンパレード』は、もっともっと迫るような音色が聞きたかったと思う次第…!
1部の序盤に比べれば、緊張も解けて音は大分伸びやかになっていたのですが、そんなに遠慮しなくても!もっといいんだよ!と思ってしまったんですが、やはり3時間の長丁場、この後続く「あの」麦わらの一味の登場…緊張は半端ないですよね(・ω・)

このコーナー最後は『御旗のもとに』
やると思ってなかった…!でも、『ゲキテイ』が来て『地上の戦士』が来て、『御旗』が来ないはずがなかった!(*´∀`)
しかも公平氏からの無茶振り!?「日高のり子一人『御旗』」…!!
5人のパートを声色を変えながら、全て日高さん一人で歌い上げさせるというドSの極み!!w

「カッコイイ『御旗』と面白い『御旗』、どっちがいいですか~?」と客席に問うたところ、公平氏が「どっちも」って…
しかし流石トップ声優日高ノン子さん、5役を全てこなして見事に歌い上げてました。おもしろカッコイイのに感動も出来るなんて…流石の巴里花組トップだぜ!


そしてトリを務めますは「麦わらの一味」の皆さん!(一部:田中真弓おじちゃん・岡村さん・平田氏・勝平氏)
同行者に平田の大ファンがいたので、ちょっとテンション上がり気味でした。
色々と仕方ないのは分かっていますが、4/9は淋しいですね…。(30周年の時に全員集合見ちゃってるから尚更…)
『Family』などは、やはり9人で歌ってほしい歌です…。
全員で歌わないから平田が自分のパート忘れちゃうんだったら…(・ω・)w

たまに書いてますが、田中真弓おじちゃんは数多いる声優さんの中で、私の一番好きな女性声優さんであり歌い手さんなので、その点でもとってもたまらない時間でした。
その歌唱力を余すことなく披露しながらの無駄な動き、存在感の大きさに反して小動物のような扱い…とってもよそゆきな舞台衣装…(すごく可愛かったです)
(4人ともお揃いの黒Tで、ラインストーン?で麦わら海賊団のドクロが模してあるんですが、船長のだけ麦わら被ってて洒落てました)
やはり麦わらの一味にいる時の船長はいじられてなんぼなんですね…そして岡村さん(ナミさん)は良心なんですね…


放っておけばいつまでも続きそうな麦わらの一味トークを挟みつつ(1部の時点で20分押しだっていう)、最後は出演者全員で『ウィーアー!』

上手にBLUFF、下手にブラスタちゃん。後ろには尚美の吹奏楽の皆さん。
その真ん中に空いたスペースに麦わら海賊団から4人のメンバー、指揮台には田中公平氏。
人も機材も、正直ギッチギチなステージ上、何かとんでもないことが起こると思わざるを得ません。

スタンドアップする一階の客席、そして一度指揮台に上がってタクトを振り上げようとしてから振り返って「あ、言うの忘れてた、アンコールとかないから!終わったら手叩いたりとかしないでね!これが正真正銘のラストだから!」って言う公平氏…
そんなコンサート聞いたことない!w自由すぎる!

でも、これだけの大ホールでこういうアットホームな空気を一瞬にして作り出せるから田中公平なんだろうな、とほっこり笑いを誘っていたところであのドラムのイントロ…!


公平氏は「伝説の『ウィーアー!』になる」と仰ってました。
その瞬間も「これはすげぇ」って思いましたが、4日経った今だからこそしみじみと「あれはすごかったんだ」とつくづく思います。

紛れもなく一流のおプロ様で、渋くブラスロックを貫いてきたBLUFF、
吹奏楽を通過して、「今」の形でブラスを楽しんでもらおうと演奏する東京ブラススタイル、
次の世代を担う若者たちである吹奏楽団・SHOBI'z POPS ORCHESTRA、
そしてその3つを繋ぐ媒体となった『ONE PIECE』というアニメの、且つ日本の第一線の声優さん、
それをステージ上で引き合わせた、日本アニメ作曲界の、えっとー…えっと…田中公平氏(逃げた)

曲終盤、指揮台から公平氏が降りてきてステージ前方に立って指揮を始めた時は、なんか色々見えました。
それは今までブラスタちゃんやBLUFFのコーナー時にPAの問題から「耳に来る」と思っていた圧迫感ではなくて、もうそういう次元の問題ではない、実際に発する音と会場の熱気と興奮と色々。
実際音は大音量で凄まじかったんですが、ステージ上だけがお祭り騒ぎなのではなくて、会場全体を巻き込んでフィーバーしている感じ、そうなることを見越した公平氏の圧倒的な自信、それに支えられたステージ上のパフォーマンス。

個人的には、かわい子ちゃんの集まりのブラスタちゃんと、渋いおっさん達のBLUFFが上下(かみしも)で競ってるところに痺れました。
そしてその後ろで負けじと音を出す尚美の学生さん達。自分があの中にいたら確実に号泣しながら吹いてるね。


…と、もうちょっと続いていいですか??(・ω・)


このコンサート直後は、色々物足りない感があったんです。それは多分、『30周年記念コンサート』のような豪勢さを期待したからだと思います。
「吹奏楽」で、あのレベルのパフォーマンスが見られるなら、という期待でした。

でも、実際フタを開けてみると、演奏の殆どを担うのは専門学校の学生さん(アマチュア)で、ブラスタちゃんもBLUFFも知らない人にとってはどんなに凄い、面白い人達でも「?」という存在になってしまう。
『田中公平』という冠を付けてしまっている以上、全曲『田中公平』曲が演奏されるものだと思うだろうし(これはいさおさんが「ヤマト」を歌うと明言している時点で気付くトラップではあるけれど)、そういうガッカリ感はあっておかしくないと思います。

…と、[1]を書いた時には思っていたんです。
「なら、前回を思い出させるコンサートタイトルじゃなければ、こんな風にモヤモヤはしなかったんじゃないか」と。

そんな風にモヤモヤしていたのは先ほどまで。
公平氏のブログから誘導されていた不破了三さんのブログ。

ξ( ・ω・)つ◆// musi-musi //(音楽・映像関連ライター/アマチュア・ベーシストの不破了三さんのブログ)

不破さんによる、「今回の『真の?30周年コンサート』は何故「ブラス」だったのか」、という評論がされています。
すごく分かりやすく、そしてすんなりと入って来ました。

何故ブラスだったのか、その評論に公平氏自身が「その通りです」と、不破さんの記事にコメントを付けています。
だけど、「何故ブラスだったのか、今回のコンサートが発したメッセージは一体何だったのか」と思案する人が、公平氏の真意を汲み取ろうとする人が私を含めてどれだけいるでしょうか…
否定するだけでは、感動するだけではいけないのだなと、こちらが演者のレベルを問うように、聴く側にもそういったスキルが求められるのかなぁと感じた一記事でした。
そんな大仰なことじゃないのかもしれないけど、すごく勉強になりました。有難うございます。


そして、その不破さんの記事でも触れられていたこと、そして自分でもずっと考えていたことがあります。

『どうして人は最終的に演奏したくなるのか』

『観る』だけでは、『聴く』だけでは飽き足らず、『奏でる』ということに意識を向けるのはどうしてなのだろうなぁと。

思い返してみれば、自分も吹奏楽部のとき、練習曲そっちのけでゲームやアニメの曲を耳コピしてサックスで吹いていました。その時間がすごく楽しかったのです。

勿論それだけではなくて、練習曲や課題曲をみんなで合奏する時の快感。
我が部活は弱小なのに顧問だけは名指揮者で、その先生が手を振り上げただけで部員の音が一気にまとまって「音楽」になり、そのたび下手っぴの自分達が上手い楽団だと勘違いできるすごい魔法だなと思ったものでした。

そうやって吹奏楽部で「好きな曲」を吹いていた時の楽しさや、周囲と音を重ねた時の喜び。
きっと、自分の中にずっとあったもう一つのモヤモヤは、今それを味わえない「悔しさ」や「羨ましさ」なんだろうな、と

自分が尚美の学生さんだったら、このとんでもない大舞台でこれだけのメンツと一緒に音を出せて、魔法使いの指揮者がいて、すごい体験で演奏しながら武者震いの号泣だろうなと思うのです。
そういうキラキラした音、空気、表情がステージからは溢れていました。

ブラスタちゃんのトーク時に、「この中で昔吹奏楽部だった人」と挙手させた一場面がありました。そういう経験や感動、悔しさなどの感情は脈々と続くものなのかもしれませんな。
このラストの『ウィーアー!』は、純粋な感動と共にそれを気付かせてくれた一曲だったのです。

吹奏楽のための譜面とか、新旧様々な吹奏楽に携わる人が集結するとか、そういった今後に繋がる提案や企画は勿論ですが、公平氏が発していたメッセージはもっとずっと簡単なもので、『演奏することは楽しい』ということをこのコンサートで体感して欲しかったのかな、とぼんやり思ったのでした。


因みに、今自分が『4star』に噛んでいることもあるんですが(奏者ではないですが)、『演奏することは楽しい』と提案した・された後にはどうしたらいいのかな、というのがもう一つ考えていることです。余談ですが。


万人が「素晴らしかった」と絶賛するコンサートも興行としては勿論大成功でしょうが、「?」と引っかかるところを感じ、観る(聴く)側に提案をする。
表面上のイベントの成功(内容としても金銭的な面でも)だけが、コンサートの成功ではないのだと、公平氏が骨身を削って教えてくれました(大赤字だそうです)。

アマチュアの楽団や団体であったり、プロでも一般的な団体なら、日頃の練習の成果を十二分に発揮して感動や興奮をお客様に持ち帰って頂くというのが普通のコンサートのあり方なのでしょう。
だけど、作曲という世界に30年身を置いて、その「あり方」を覆す、もしくは数点お付けする新たなアプローチで今回のコンサートを開催する勇気というか決断力というか発想力というか…
一朝一夕のクリエイターでは持てない行動力です。そして、「田中公平」という集客力あってこそのコンサートでした。
これも一つの『プロの矜持』なのですか、公平先生。

『30周年記念コンサート』が、公平氏の好きな人たちを集めて贅を尽くしたお疲れコンなら、この『真の?30周年』は、本当の30周年の、そして今後続く31年目のための新たなスタートのコンサートだったのかもしれません。
アラ還だというのにその意欲、貪欲さ、本当に素晴らしいです。

とにもかくにも、もっと早くに公平氏の色んなメッセージに気付いてコンサートに身を任せたかったと痛感し、振り返った『真の?30周年記念コンサート』でした。
今後はコンサートの見方がすこ~し変わりそうです。そして、自分も『聴くスキル』を向上させようと決意した記念すべきコンサートでした。有難うございました!


いつも以上に長くなってしまったので(本当は分割しようと思ったんだけど流石に三分割は(;´∀`))、最後に届いていたお花たちを!
0828a.jpg
畑亜貴さんから!畑さんはささきさんへもお花出してました。

0828b.jpg
紐育星組からのお花!紫でまとめたお花が可愛いです。

0828c.jpg
そして広井王子から!「祝30周年」の文字が泣かせますね。


いつも以上に長くダラダラ喋ってしまいました。
こんなとこまでご覧になって下さった方も有難うございます…!!(;´∀`人


 


にほんブログ村 アニメブログ アニメソングへ にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム音楽へ blogram投票ボタン やってます(*´∀`)
関連記事
公式様トラックバック(0)  コメント(0)
Next |  Back

コメントの投稿












 管理者にだけ表示を許可

トラックバック

この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。