5月末あたり、いろいろあって原稿と検査と頑張ってきたので、「よっしゃ映画でもハシゴするか」と出かけてきました。犬王とシン・ウルトラマン。後者は友達に付き合って2回観てきました。どっちも『オタクが! 全力で作った!!』って熱が伝わってきてすごく良かった。でも後引いて寝る前に思い出しちゃうのは犬王の方だったな~。好みの作品だった~というわけではないのに良かった。「考えるな、感じろ!」的に『浴びる』作品で...

犬王とシン・ウルトラマン。後者は友達に付き合って2回観てきました。
どっちも『オタクが! 全力で作った!!』って熱が伝わってきてすごく良かった。でも後引いて寝る前に思い出しちゃうのは犬王の方だったな~。
好みの作品だった~というわけではないのに良かった。「考えるな、感じろ!」的に『浴びる』作品でした。
演出や音楽も派手で、お歌もライブ感あってサラッと流してしまいそうなところなんだけど、根底にある時代考証やお話が丁寧だから要所要所できちんと絡めとられる感じが良かったのかな(原作が原作/古川先生だしな…)
あっ、「音楽派手」って言ったけどそれはライブシーンに限っての話で、各シーンの劇伴のモチーフを集めてエンディングテーマでやさしく聴かせてくれる、大友さんの手腕がたまらんかったです。
とはいえ好みは分かれる映画だと思います。
そこを「好き!」に寄せてくれたのは、間違いなく主演のアヴちゃんさんによる抜群の演技力と表現力であり…(もちろん森山未來さんも)
アヴちゃんさんほんっと~~にすごかった。女王蜂のMVもいっぱい見ちゃった。
「芸能人2人が主演」で不安に感じて、少なからず鑑賞にブレーキ掛けてる方いると思うんですよ。でもそんなのぜーんぜん忘れてて、犬王と友有の世界に引きずり込まれる感覚、良かったです。
宣伝なんだかアニメ映画の吹き替えに俳優さんではない人を安易に起用して、がっかりな空気にするの止めてもらいたいっすね。
こういう「きちんと声優のお仕事もできる」方たちが活躍できる場、鑑賞の機会も少なくなってしまう……
シンウルの方は、自分に浅い知識しかないのが悔やまれる…2回目観たあとに元ネタとか考察をいろいろ見たんですけど、解説してる方みんな目がギラギラしてたもんな。あの熱量があったらもっと入り込めたんだろうなって思ったもの…

て~れれてれれれて~れ~れ~れ~
HD-2D好き。ゲームやる時間っていつ作ったらいいんだ……
というわけで7月になりました。
まだちょっとおたく事で忙しくしてますが(と見せかけて暑くて溶けてるだけだけど)、演奏会界隈もみなさま頑張ってらっしゃるので、自分も頑張れるように整えていきたい。